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2024年01月の記事一覧

探究キャンプ『名古屋モビリティキャンプ』

こんにちは。
今回は、2024年1月6日(土)~8日(月・祝)に2泊3日で実施した『名古屋モビリティキャンプ』の様子をご紹介します。
2024年最初の探究キャンプの行先は名古屋!
新幹線でいつもよりも遠くまで出かける探究キャンプに、子どもたちも当日をずっと楽しみにしていました。
今回は約60名の子どもたちが参加してくれました。

行きの新幹線がホームに到着すると、「この新幹線に乗って名古屋に向かうんだ!」と目を輝かせる子どもたち。
今回のキャンプには乗り物好きの子が多く参加してくれており、「この新幹線はN700Aで、N700を改良した車両だよ!」と教えてくれました。
知識量に、大人も顔負けです。

 

キャンプ初日は、最初に「トヨタ産業技術記念館」へ向かいました。
トヨタ産業技術記念館は、トヨタの歴史や技術をモノづくりの展示と活動で紹介する博物館です。

繊維機械館では、トヨタグループの歴史のはじまりである繊維業について学びました。
糸紡ぎや機織りを目の当たりにしながら、糸や布がどのように作られているかを体感することができました。

 

自動車館では、トヨタの車づくりの仕組みや車ができるまでの行程を知ることができます。
トヨタでは、大きな部品を取り付ける作業や繰り返しの作業はロボットが、複雑な判断が必要な作業は人が中心となり、人と機械それぞれの長所を活かしたクルマづくりを行っています。

ロボットが車を組み立てる様子を興味津々で見つめる子どもたち。
普段乗っている車が様々な行程や検査を経て出来ていることを知りました。

 

トヨタ産業記念館を出発した後は、名古屋港へ向かいました。
ここでは船の歴史を知ることができる「名古屋海洋博物館」、地上53mの高さから名古屋港を一望できる「展望室」、日本ではじめての砕氷艦「南極観測船ふじ」を見学しました。

名古屋海洋博物館では、操船シミュレーターを体験!
名古屋港をリアルに表現した映像を見ながら、ゴール地点を目指して操縦します。
実際にやってみると旋回の操作が難しく、体験を通して船の操縦の大変さを学ぶことができました。

 

展望室に入ると、偶然空に虹がかかっていて、子どもたちは大喜び!
みんなの日頃の行いが、空まで届いたのかもしれませんね。
名古屋港を行き交う、日本トップクラスの貨物量を誇る船を実際に目にし、その大きさに驚いていました。

 

南極観測船ふじでは、操縦室や乗組員の部屋、食堂などがそのまま残されており、本物の乗組員になった気分で、船や海について学ぶことができました。

 

2日目は起床後、近くの海岸へ散策に行きました。
雲ひとつない空に朝日が昇り、海面がきらきら輝きます。
気持ちの良い海風を浴びて、良いリフレッシュになりました。

 

その後は1日中、レゴランド®・ジャパンを楽しみました。
ゲートをくぐると大好きなレゴ®の世界が広がり、大興奮の子どもたち。
チームで相談しながら様々なアクティビティを体験しました。

 

スリル満点のアトラクションや、1,000万個以上のレゴ®ブロックを使って日本の街並みが再現された「ミニランド」。

 

レゴ®ブロックがどのように作られているか見学できる「レゴ®ファクトリーツアー」では、ここでしか手に入らないお土産のレゴ®ブロックもいただきました♪

 

お友だちやチューターと一緒に夢中になって楽しんだ、笑顔がいっぱいの1日。
ホテルへ向かう帰りの道中では「楽しかった!」「また来たい!」という声もたくさん聞かれました。

キャンプ最終日は、中部国際空港セントレア内にある「フライト・オブ・ドリームズ」へ。
ここでは日本最大サイズの飛行機、ボーイング787を間近で見学しました。

飛行機に乗った経験のある子どもたちも、こんなに間近で飛行機を見るのははじめてで、貴重な体験となったようです。

 

スカイデッキでは飛行機が発着する様子も見学することができ、大空へ飛び立っていく飛行機に大きく手を振っていました。

 

そして3日間のキャンプの最後には「リニア・鉄道館」へ向かいました。
リニア・鉄道館は日本最大級の鉄道ジオラマの他、歴代の新幹線など実物車両も展示されており、「これは〇〇線だよ!」と詳しく解説してくれる子も。

 

お昼ご飯は、屋外に展示されているN700系の中で楽しくいただきました。

 

普段乗っている鉄道の安全や速さが、様々な技術と仕組みによって支えられていることを知った子どもたち。
帰りの新幹線は、行きとはまた違う気持ちで楽しめたのではないでしょうか。

 

『名古屋モビリティキャンプ』では、車、船、飛行機、鉄道など、私たちの生活を支えるモビリティについて、様々な体験を通して学ぶことができました。
3日間を通してモビリティに対する興味関心も広がったのではないかと思います。

2月には宇宙や科学について探究する『宇宙アドベンチャーキャンプ』を予定しています♪
次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに!

探究キャンプ『みなかみ星空スキーキャンプ』

こんにちは。
今回は、2023年12月26日(火)~28日(木)に2泊3日で実施した『みなかみ星空スキーキャンプ』の様子をご紹介します。
出発当日は天候にも恵まれ、雲ひとつない青空のもと、約100名の子どもたちが元気に出発しました!

今回訪れたのは、夏に実施した『みなかみアドベンチャーキャンプ』でペットボトルロケットやウォーターバトルを楽しんだ「藤原スキー場」です。
夏に来た時に見た景色とは全く異なる、一面に広がる銀世界に子どもたちも大興奮!

 

到着後はスキーウェアに着替え、翌日からのスキーレッスンに向けて靴合わせを行いました。
スキーブーツを履くのも、はじめての子どもたちには少し難しい作業ですが、苦戦しながらも頑張って履くことができました。

 

続いて、雪遊びを楽しみました。
そり遊びに雪だるまづくり、普段は味わえない体験に子どもたちの笑顔が弾けます。

 

初日の夕食後には天体望遠鏡づくりを行いました。
組み立てをする中で天体望遠鏡の仕組みも学んでいきます。

次の日は天気が良ければ「コールドムーン」と呼ばれる満月を見ることができます。
天体望遠鏡が無事完成し、天体観測の準備はばっちりです。

 

2日目はいよいよスキーレッスンです!
まずはスキーの基本として、平地でカニ歩きや八の字、止まり方等を教わり、スキー経験のある子はリフトに乗って山の中腹へ向かい、上手なブレーキのかけ方やターンの練習を行いました。

 

転んでもすぐに立ち上がり、諦めずにチャレンジ!
レッスンを通して、少しずつ上達し自信が出てきたようです。

 

2日目のお昼ご飯は、みんなが大好きなカレーライスでした。
レッスンを頑張った後のカレーは一段とおいしく感じたようで、おかわりの大行列ができました。

 

夜はホテルの方からみなかみの星空について説明をしていただきました。
美しい写真を映していただき、子どもたちは興味津々で聞き入ります。

お待ちかねの星空観賞の時間となりました。
この日はちょうど、「コールドムーン」と呼ばれる満月。
望遠鏡から月が見えると、「見えた!!」と大きな歓声が上がりました。
きれいな月と一面に広がる星空は、子どもたちの心に刻まれる景色になったのではないかと思います。

 

3日目には全グループがリフトに乗り、山の中腹から滑走練習をしました。
リフトを降りると昨日よりも急な斜面に緊張の様子も見られましたが、勇気を出して滑り出すことができました。

 

「転んでも立ち上がってまた頑張る!」「もっと上手になりたい!」と前向きな姿勢で取り組み、子どもたちからもたくさんの笑顔が見られました。
バッジテスト中には仲間同士で「がんばれ!」「できるよ!」と応援し合い、受検者全員が見事合格!
レッスンの成果を出すことができ、とても嬉しそうでした。

 

スキーレッスンでは、くじけそうになる瞬間もあったと思いますが、そんな時も、「やってみよう!」「きっとできる!」と自分を信じて前向きに取り組む子どもたちの姿はとても頼もしく感じました。
『みなかみ星空スキーキャンプ』が2023年最後の探究キャンプとなりましたが、2024年も子どもたちの探究心を育み、自信や成長につながる企画をたくさん用意していきたいと思います。
次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに!

探究イベント『ナイトステイ』

こんにちは。
今回は11月に実施した「ナイトステイ」の様子をご紹介します。

ナイトステイは夜20時ごろまでワイズで過ごし、製作やレクリエーションを通して、様々な分野について探究するイベントです。
お友だちとみんなで食べる夕食も楽しみの1つで、毎回子どもたちから大人気のナイトステイ。
今回は「オリジナルミニ四駆をつくって走らせよう!」というテーマで、モビリティについて探究しました。

ミニ四駆は、プラモデルメーカーとして世界的に有名なタミヤ社が販売しているモーター付き自動車模型です。
今回のナイトステイでは、はじめてミニ四駆にトライする子どもたちにも取り組みやすい「ビギナーズミニ四駆」を子どもたちが組み立て、レースで走らせてみました。

 

冒頭ではワークシートを用いて、「モビリティの探究」を行いました。
・昔の人々はどんな乗り物に乗って生活していたの?
・モビリティはどのように発展してきたの?
・未来のモビリティはどんなもの?
などのテーマに沿って学びを深めました。

実は、世界最古の乗り物は、船の原型でもある「いかだ」だったそうです。
身の回りにある乗り物の歴史に、子どもたちは興味津々で話を聞いてくれました。

 

未来のモビリティとして「リニアモーターカー」を紹介すると、「知っているよ!」「早く乗りたい!」とたくさんの子が反応してくれました。
今年の8月に実施した「富士山フォレストキャンプ」で山梨県立リニア見学センターに訪れたので、身近に感じる子が多いようです。
リニア中央新幹線の開業予定は2027年。
乗ることができる日が待ち遠しいですね♪

 

そして、いよいよ今回のメイン、ミニ四駆製作の時間です。
組み立ての工程では、ドライバーでねじを留める工程が難しく苦戦する場面もありましたが、コツを掴んだあとは一気に仕上げることができました。

組み立てが完了したら、ボディにデコレーションをします。
シールを貼って、オリジナルのミニ四駆が完成。

どのミニ四駆も素敵な仕上がりとなりました♪

 

続いて、お待ちかねの夕食タイムです。
今回はビュッフェ形式で夕食を楽しみました。
お友だちと食卓を囲み、会話も弾みます。
ナイトステイならではの楽しいひと時を過ごすことができました。

 

夕食を食べ終えたら、完成したミニ四駆を実際に走らせる「レース大会」の時間です。
大きなコースの登場に子どもたちは大盛り上がり。

 

「よーい、スタート!」の合図で走らせると、すごい速さで目の前を過ぎ去っていきます。
目を輝かせ、夢中になる子どもたち。

 

ミニ四駆に触れること、見ることがはじめてという子がほとんどで、大いに楽しめた様子でした。
保護者の皆様の中には、子どもの頃にミニ四駆を楽しんでいたという方も多く、持ち帰ってご家族でも一緒に楽しんでいただけたようです!

 

これからも、ワイズの多彩なプログラムを通して子どもたちが興味・関心を持ち、探究心を深めるきっかけを作っていきたいと思います。
次回の探究イベントもお楽しみに!

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