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探究キャンプ『スポフェスキャンプ』

こんにちは。
今回は8月18日(月)~20日(水)の2泊3日で実施した「スポフェスキャンプ」の様子をご紹介します。

スポフェスキャンプは群馬県みなかみ町を拠点に、さまざまなスポーツアクティビティを行うキャンプです。
天候にも恵まれ、夏らしい青空のもと元気にキャンプがスタートしました!

 

【1日目】
■ペットボトルロケット製作
各地を出発した子どもたちは、無事ホテルに到着。
まずは開会式を行い、ホテルの方々へのあいさつや、ホテルでの過ごし方のルールをみんなで確認しました。
その後、いよいよキャンプ最初のアクティビティ、「ペットボトルロケット製作」にチャレンジです!
グループに分かれて役割分担し、力を合わせて組み立てを行いました。

 

なかでも昨年もスポフェスキャンプに参加してくれた子どもたちは、「今年こそ絶対に優勝するぞ!」「去年より遠くに飛ばしたい!」と気合い十分です。
昨年の経験を活かしながら、グループの中心になってアドバイスをする姿も見られました。
メンバーのみんなの名前や好きな絵を描き、グループごとにオリジナルのロケットが完成しました。

 

■キャンプファイヤー
夜には「キャンプファイヤー」を行いました。
みんなで火を囲んで、歌とダンスで盛り上がりました。
特に大盛り上がりだったのは、みんながキャンプ前から練習してきたダンスプロジェクトの発表です。
今回はワイズチューターが考えた、ホラーナイトをテーマにしたオリジナルダンスを披露しました。
音楽に合わせて全員で息を合わせて踊り、練習の成果をしっかりと発揮!

 

さらに、タオルを振り回す元気いっぱいのダンスや、昨年のキャンプでもみんなで取り組んだダンスを披露し、音楽とともに楽しい夜の時間を過ごしました。

 

【2日目】
■スポーツアクティビティ
2日目の午後は、待ちに待った「スポーツアクティビティ」の時間です。
水しぶきと笑顔に包まれながら、思いきり体を動かしました。
「ウォーターバトル」では、水鉄砲を手に取りチームに分かれて対戦です。
全身びしょ濡れになりながらも、仲間と協力して作戦を立てたり、逃げ回ったりと、それぞれが工夫しながら楽しむ姿が見られました。

 

「ウォータースライダー」では、楽しそうな歓声をあげて、勢いよく滑り降りる子どもたち。
豪快に舞い上がる水しぶきとともに爽快感を味わい、自然と笑顔が広がっていました。

 

「キンボール」では、大きなボールを使い、3チームに分かれてゲームを行いました。
攻撃側はボールを打ち上げると同時に次に受け取るチームを指名し、指名されたチームは落とさずにキャッチしなければなりません。
はじめてキンボールにチャレンジする子がほとんどでしたが、声をかけ合い、チームで協力し合う姿を見せてくれました。
真剣な表情でボールを追いかける様子から、子どもたちの一生懸命さと楽しさが伝わってきました。

 

■流しそうめん(昼食)
昼食の時間には「流しそうめん」を体験しました。
竹を流れる冷たいそうめんを、子どもたちはお箸で一生懸命キャッチ!
最初はなかなか上手にすくえない様子も見られましたが、コツをつかむと次々にキャッチできるようになり、楽しみながら味わっていました。
友だちと一緒に笑顔でそうめんを食べる姿がとても微笑ましく、夏ならではの思い出となりました。

 

■ペットボトルロケット&グライダー飛行大会
午後には、ペットボトルロケットとグライダーの飛行大会を行いました。
まずは「ペットボトルロケット飛行大会」です。
水と空気の力で打ち上げられるロケットは迫力満点!
なかには100m以上も飛んでいくロケットもあり、そのスピードと飛距離に子どもたちから「すごい!」と大きな歓声が上がりました。
自分たちで作ったロケットに力いっぱい空気を入れ、「3・2・1発射!」の合図で、勢いよく空へ飛んでいくペットボトルロケット。
みんなの想いをのせて大空へと飛んでいく様子は、子どもたちの心に残る思い出となったのではないでしょうか。

 

続いて「グライダー飛行大会」です。
自分で組み立てたグライダーを力いっぱい飛ばします。
風に乗って大きく弧を描くように飛んだり、まっすぐに遠くまで飛んだりと、それぞれの工夫や個性が光っていました。

 

■謎解きナイトウォーク
夜には「謎解きナイトウォーク」を行いました。
懐中電灯を手に、グループごとに夜道を進んでいきます。
チェックポイントに到着すると、番人から出される問題を協力して解き進め、正解すると次のチェックポイントへと向かいます。
普段は味わえない夜の探検に、少しドキドキしながらも、友だちと力を合わせて達成感を味わうことができました。
見事に正解を導き出したときの子どもたちの嬉しそうな笑顔が印象的でした。

 

【3日目】
■表彰式
3日目の朝食を終えたあと、キャンプでの頑張りをたたえる「表彰式」を行いました。
スポーツアクティビティやペットボトルロケット飛行大会など、これまでのプログラムでの合計得点によって、1位から3位までのグループが発表されました。
名前が呼ばれると、グループの仲間と歓声をあげ、嬉しそうに前へ進み出ます。
仲間と力を合わせて頑張った成果が形になり、誇らしげに表彰状とメダルを受け取っていました。

 

■土合駅
3日目の最初に訪れたのは、日本一のモグラ駅とも呼ばれる「土合駅」です。
地下深くにあるホームへと続く、長い階段を下りていくと、その距離と迫力に子どもたちから驚きの声が上がりました。
普段はなかなか体験できない独特の雰囲気に子どもたちは興味津々。
探検気分を味わいながら、電車や駅の仕組みに関心を持つ子も多く見られました。

 

■バーベキュー
その後は「原田農園」に移動し、みんなで昼食にバーベキューを楽しみました。
鉄板で焼き上げられた新鮮な野菜とお肉はとても香ばしく、子どもたちは笑顔いっぱいで箸を進めていました。
3日間を一緒に過ごした仲間と囲む最後の食事は、特別な雰囲気に包まれ、楽しいひとときを過ごすことができました。

 

■桃狩り
キャンプ最後のアクティビティは「桃狩り」です。
農園で実った桃を自分の手で収穫し、その場で味わう体験に、子どもたちは大喜び。
大きくて甘い桃の試食を頬張ると「おいしい!」という声があちこちから聞こえました。
旬の果物に触れる貴重な体験となり、キャンプを締めくくる楽しい時間となりました。

 

3日間の行程を終え、今年のサマーキャンプも無事終了しました。
1年生にとっては初めてのキャンプで、慣れない環境の中で、新しい体験に挑戦する場面も多くありましたが、仲間と支え合いながら一歩一歩前に進む姿がとても頼もしく感じました。
一生懸命取り組む真剣な表情や、仲間を思いやる優しさ、そしてみんなで力を合わせてやり遂げたときの弾けるような笑顔・・・。
どの場面からも、子どもたちがこのキャンプを通して大きく成長したことが伝わってきました。
これからも私たちは、そんな子どもたちの成長をそっと見守り、安心してさまざまなことに挑戦できるようサポートしていきたいと考えています。

そして、秋にも新たなキャンプを予定しています。
今回の経験を糧に、さらに成長した子どもたちと出会えることを楽しみにしています!

探究キャンプ『富士山リーダーズキャンプ』

こんにちは。
今回は8月6日(水)~7日(木)、8月7日(木)~8日(金)の2日程、1泊2日で実施した「富士山リーダーズキャンプ」の様子をご紹介します。

子どもたちが春から心待ちにしていたサマーキャンプの日がついにやってきました!
1年生にとってはワイズではじめてのキャンプ。
保護者の方と別れる時には少し緊張した表情を浮かべる子もいましたが、「行ってきます!」と元気に手を振る姿からは、これから始まる冒険への期待と、「やってみよう!」という前向きな気持ちが伝わってきました。

スクールを出発後、はじめにバスの中でグループに分かれ、リーダー決めをしました。
今回のキャンプは、「リーダーシップ」や「主体性」を育むことも大切なテーマのひとつで、活動ごとにリーダーを交代しながら、全員がリーダーの役割にチャレンジします。
それぞれがみんなのために自分にできることを考えながら、取り組むミッションを相談して決めました。

 

各行程についてご紹介します。

■リーダーシッププログラム

初日の夕方には、宿泊先のホテルで開会式とリーダーシッププログラムを行いました。
今回のキャンプでのリーダーの合言葉は「みんなのために」です。
リーダーとして大切なのは「ひとりで全部がんばること」ではなく、まわりをよく見て、仲間のために行動する力。
たとえば、困っている友だちをそっと手伝ったり、みんなの意見をじっくり聞いてうまくまとめたり、そういった行動のひとつひとつが、リーダーとしての大切な一歩です。
「自分には何ができるかな?」「こんなことを頑張ってみたいな」・・・子どもたちはそれぞれの想いを胸に、自分なりのリーダー像を思い描きながら、真剣な表情で話を聞いていました。

 

また、その後はチームで力を合わせて取り組むレクリエーションにも挑戦しました。
リーダーを中心に作戦を立てながら、「みんなのために」を意識して動く子どもたち。
相談したり、声をかけ合ったりしながら、白熱した戦いを繰り広げていました。

 
■フォレストアドベンチャー
「フォレストアドベンチャー・フジ」にて、自然の森を活かしたアスレチックを体験しました。
木から木へと橋を渡ったり、スリル満点のジップスライドで空中を滑り抜けたりと、普段できない体験に大興奮!
恐怖心からなかなか進むことができなかった子も、仲間の声援に励まされ、一歩を踏み出すことができました。
体験を通して、勇気をもって挑戦することの楽しさや、仲間と助け合うことの大切さを学ぶことができたのではないかと思います。
チャレンジを終えた後には、達成感に満ちた笑顔を見せてくれました!

 
■しのびの里
「しのびの里」では、からくり屋敷や忍者アスレチック、迫力満点の忍者ショーなど、忍者の世界を全身で体験しました。

特に盛り上がったのは、忍者ショーです。
忍者たちが次々と繰り広げる大迫力のアクションに、子どもたちは思わず息をのむように見入りました。
本物の忍具を使った忍術や豪快なアクロバットの数々に、驚きと感動の表情を浮かべながら、夢中になって楽しんでいました。

からくり屋敷は、思わぬところに武器が隠してあったり、秘密の抜け道や隠し戸があったり、忍者の秘密が盛りだくさん。
「ここが怪しそう!」と、忍者になった気分で楽しみながらからくりを探していました。

 

■富士山トレッキング
富士山五合目までバスで向かい、御中道(おちゅうどう)をグループごとにトレッキングしました。
標高約2300mという高地ならではのひんやりとした空気に、「なんだか空気がちがうね!」と驚いた様子の子どもたち。
往復90分ほどのトレイルを、グループで声をかけ合いながら一歩ずつ進んでいきました。
林道を抜けて景色が開けてくると、青空と雄大な山々が広がり、
「きれいだね!」と声を弾ませながら絶景を楽しんでいました。

途中で疲れて立ち止まりそうになる子もいましたが、
「あともう少し!」「一緒にがんばろう!」と励まし合い、全員が見事ゴールに到達!
グループの絆も一層深まりました。

 

今回のキャンプでは、仲間と助け合うことの大切さを体感しました。
また、「リーダーは、みんなのために」を意識しながら、仲間のことをおもいやって行動する姿があちらこちらで見られ、頼もしさを感じました。
子どもたちがキャンプの中で仲間と一緒に経験した、「できた!」「おもしろい!」「やってみよう!」の体験の数々は、きっと子どもたちにとってかけがえのない思い出となり、これからの力になっていくことでしょう。

次回は「スポフェスキャンプ」の様子をご紹介します。
どうぞお楽しみに!

探究キャンプ『大阪・関西万博キャンプ』

こんにちは。
今回のワイズブログでは、2025年5月24日(土)~25日(日)の1泊2日で開催した「大阪・関西万博キャンプ」の様子をご紹介します。

今回のキャンプでは、「大阪・関西万博」を2日間にわたって訪れました。
万博での見学を通じて、子どもたちが最先端の科学技術や様々な国の文化に触れ、未来の社会を想像したり、地球規模の課題について考えたりするきっかけになれば、そんな想いをこめてこのキャンプを企画しました。

 

【1日目】
新幹線に乗って、新大阪駅へ向かいました。
新幹線の中では、お友だちと万博のガイド本でどこのパビリオンに行くか地図を見たり、パビリオンを訪れた際にその国の言葉で挨拶ができるように、書籍で世界の「こんにちは」の表現を学んだりと、期待に胸をふくらませながら楽しく過ごしていました。

 

新大阪駅に到着後、バスで万博会場に向かいます。
大屋根リングが見えてくると、一斉に歓声があがりました。
遠くからでもその存在感は圧倒的で、子どもたちはリングの大きさに驚いた様子でした。

 

万博会場に到着後、最初に訪れたのは〈アメリカ館〉です。
アメリカ館では、アメリカ合衆国の宇宙開発の歩みや、文化、テクノロジー等の取り組みを大迫力の体感型スクリーンで鑑賞しました。
映像の中では、星型のキャラクター「スパーク」がポップな歌にのせて説明してくれたので、子どもたちにも親しみやすく、楽しく学ぶことができました♪

 

映像エリアの後は、実物の「月の石」を見学できるエリアへ。
1970年の大阪万博で最大の目玉となっていた月の石を、世代を超えて子どもたちに見てもらうことができました。
「これが本物の月の石なんだ!」「すごい!」と、目を輝かせながら見学していました。

 

次に、〈大阪ヘルスケアパビリオン〉へ向かいました。
ここでは、iPS細胞を使った「心筋細胞シート」の実物展示を見ることができました。
心臓の音と同じリズムで動くシートを見て、子どもたちは「動いているのが見えた!」と興味津々の様子でした。

 

その他にも、未来型の入浴装置「ミライ人間洗濯機」を見学したり、AIコンシェルジュロボットとお話ししてみたり、最先端の科学を見て・触れて、体験することができました。
その後、大屋根リングの上も散策しました。
リングの上からは各国のパビリオンの外観や、民族ダンスのショーを見ることができました。
大屋根リングの1周はなんと約2キロもあり、子どもたちは実際に歩いてその大きさを体感しました。

 

万博会場を出発した後は、ホテルへ向かいました。
宿泊部屋には他スクールのお友だちもたくさんいましたが、初対面ながらも自然と交流が生まれ、食事や夜の時間を通して仲を深めていました。

 

【2日目】
朝はホテルの目の前にある琵琶湖を散策しました。
海のように広がる湖面をのんびりと眺めながら、朝のさわやかな空気を吸って、リフレッシュすることができました。

 

ホテルを出発し、2日目も万博会場へ向かいました。
まず〈ジュニアSDGsキャンプ〉を訪れ、クイズ機や自動手洗い器を体験しながら、SDGsについて学びを深めました。
会場には、排気ガスに含まれるCO₂を吸収・固定して作られたコンクリートを使用した「重すぎるスタンプ」も設置されており、その重さに驚きながらお友だちと協力してスタンプを押す子どもたちの姿も見られました。

 

次に〈いのちの遊び場クラゲ館〉を訪れ、子どもたちと共創されたアート作品を鑑賞し、電子楽器を体験しました。
子どもたちも直接触れて楽しめるパビリオンとなっており、自分で奏でる音と光を楽しんでいました。

 

次に〈国連パビリオン〉と〈国際機関パビリオン〉を訪れました。
ここでは大スクリーンの映像やインタラクティブな電子機器で、国連の役割や世界が向き合っている課題について考える時間となりました。
自分なりに理解しようとじっくりと展示を見学し、中にはボランティアの方に積極的に質問する子や、使命感を持って国連の仕事に取り組んでいらっしゃるボランティアの方との交流の中で「将来私も国連のお仕事がしたい」と新たな夢を抱いた子もいました。
万博で出会ったボランティアの方々との交流も、子どもたちにとって貴重な経験となったのではないかと思います。

 

昼食後、「テクノロジーの発展により、未来の生活はどうなっているのか?」といったテーマが取り上げられた〈未来の都市パビリオン〉を訪れました。
AIによるスマートな生活、未来の農業や食事、未来のモビリティなど、まるで映画のような未来の都市の姿に、わくわくした様子で見入っていました。
空飛ぶクルマを見つけた時は、子どもたちが一斉に指をさして、「乗りたい!」と大盛り上がり!
子どもたちが大人になった時にどんな世界が広がっているのか、今から楽しみですね。

 

また、この日はスタンプラリーを実施しました。
訪れたパビリオンに加え、様々な国・地域が合同で開いているパビリオン〈コモンズB館(アフリカ各国)〉〈コモンズC館(ヨーロッパ各国)〉では、子どもたちが自分たちでパビリオンを巡り、たくさんのスタンプを集めることができました。
パビリオンの担当の外国の方とも楽しく交流できました。

 

その他にも、〈パソナ館〉〈null²〉〈いのち動的平衡館〉〈ウォータープラザ〉〈バンダイ館(ガンダム)〉など、万博ならではの特徴的な外観やモニュメントを見学し、そのスケール感に子どもたちは驚きと感動の表情を浮かべていました。

 

今回のキャンプで自分の知らない世界に触れ、たくさんの「初めて」に出会った子どもたち。
世界中のアイデアや技術、未来へのメッセージに出会い、視野が広がる特別な2日間になりました。
実際に自分の目で見て体験することで得た感動は、子どもたち一人ひとりの心に刻まれるかけがえのない経験となったのではないでしょうか。

万博会場はとても広い会場でしたが、地図を見ながら次に向かうパビリオンまでのルートを自分自身で考え行動する姿も、とても頼もしかったです。

この経験が、子どもたちの将来の夢や、「やってみたい!」という気持ちの種になれば私たちスタッフにとっても嬉しい限りです。
これからも、子どもたちの「一歩踏み出す力」を育む機会を大切にしていきたいと思います。

探究キャンプ『富士山アドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回のワイズブログでは、2025年3月26日(水)~28日(金)の2泊3日で開催した「富士山アドベンチャーキャンプ」の様子をご紹介します。

今回のキャンプでは、富士山周辺の自然やアクティビティを存分に楽しみながら、友達と協力し合い、挑戦することをテーマに過ごしました。

 

【1日目】
キャンプ最初の目的地は「山梨県立リニア見学センター」です。
時速500kmで走るリニアモーターカーの試験走行を見学し、未来の交通技術について学びました。
その速さに大興奮の子どもたち。
展示コーナーでは、リニアの仕組みを体験しながら学ぶことができました。
リニアモーターカーは他の乗り物に比べて二酸化炭素排出量が少なく、環境にやさしい新時代の交通機関としても注目されています。
みんなが大きくなった頃、リニアモーターカーに乗って、いろいろな所へ出かけられるようになるのが楽しみですね。


その後、鐘山体育館に移動し、「ドッチビー大会」を開催しました。
ドッチビーとは、柔らかい素材のフリスビーディスクを使い、ドッジボールの要領で遊ぶゲームです。
白熱した試合が繰り広げられ、みんな全力で楽しみました。
試合後には表彰式を行い、見事1位、2位、3位となったチームにはメダルや表彰状を授与しました。


体育館では「キャンドルライトクラフト」も行い、思い思いのデザインでオリジナルのキャンドルカバーを作成しました。
完成した作品は「家に帰ってから暗闇で光らせるんだ!」とうれしそうに持ち帰りました。


ホテルに到着後、夕食と入浴を済ませてからは、お友だちとお部屋で楽しく過ごしました。


これまでのキャンプの経験を活かして、ホテルでの過ごし方もばっちりです!
夏休みのはじめてのキャンプでは、上級生にサポートしてもらいながら過ごしていた1年生も、2024年度最後となった今回のキャンプでは率先してお片付けや布団敷きができるようになり、とても頼もしく感じました。

 

【2日目】
2日目は、全体で2班に分かれて3つの施設へ行きました。

◆フォレストアドベンチャーフジ
森の中に設置されたアスレチックコースに挑戦し、高い場所を渡ったり、ジップラインで滑り降りたりと、スリル満点の体験をしました。
はじめは怖がっていた子も勇気を出して一歩を踏み出し、友達の応援を受けて最後までやり遂げることができました。

 

◆河口湖遊覧船「天晴」
戦国時代に活躍した「甲斐武田軍」をイメージしたかっこいい船に乗り、湖の上から富士山を眺める贅沢な時間を過ごしました。
天気にも恵まれ、湖面に映る富士山の姿がとても美しかったです。

 

◆富岳風穴
氷が一年中溶けない不思議な洞窟を探検しました。
ひんやりとした空気に、子どもたちは驚きながらも興味津々でした。
風穴の中では、溶けずに保存されている氷の塊や、溶岩が作り出した神秘的な空間を見学することができました。

 

【3日目】
最終日はまず「富士サファリパーク」へ。
サファリバスに乗り、ライオンやゾウ、キリンなどを間近でじっくりと観察しました。
動物たちの迫力に圧倒されつつも、大興奮の時間を過ごしました。
ふれあいゾーンではカピバラやカンガルーと触れ合い、動物たちのあたたかさを感じることができました。


続いて「三島スカイウォーク」へ移動し、 日本最長の吊り橋を渡りながら、眼下に広がる絶景を堪能しました。
心地よい風を感じながら、まるで空の中を歩いているような体験をすることができました。


最後の訪問地は「伊豆フルーツパーク」です。
旬のいちごを味わい、キャンプ最後のひとときを楽しみました。


3日間の「富士山アドベンチャーキャンプ」では、たくさん体を動かし、挑戦し、学び、仲間との絆を深めることができました。
自然の中での体験を通じて、新しいことに挑戦する勇気や、お友だちと協力する大切さを学ぶ機会となりました。
子どもたちにとって、忘れられない思い出になったことでしょう。


2025年度も子どもたちの創造的な探究心を育み、学びと笑顔にあふれるキャンプを企画していきたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

探究キャンプ『スキーキャンプ』

こんにちは。
今回は1月11日(土)~13日(月・祝)の期間、1泊2日と2泊3日の2日程で開催した『スキーキャンプ』の様子をご紹介します。

今回のスキーキャンプは、新潟県塩沢の「シャトー塩沢スキー場」にて実施しました。
子どもたちはSAJ(全日本スキー連盟)公認のインストラクターによるスキーレッスンを受け、熱心にスキーの練習に取り組みました。

前日まで天候が心配されていましたが、当日は晴天に恵まれ、現地に到着すると青空に真っ白な雪が映える美しい景色が広がりました。

 

【1日目】
スキーウェアに着替えた後、スキーブーツを履いていざゲレンデへ!
はじめてのスキーブーツに苦戦しつつも、徐々に慣れ、自信を持って歩けるようになりました。

 

その後、スキー板の着脱方法やストックの使い方、歩き方などを学びました。
インストラクターさんの指導に熱心に耳を傾ける子どもたち。
はじめは上手くできなくても、「スキーが滑れるようになりたい!」と前向きに取り組む姿がとても印象的でした。

 

レッスン後は冷えた体をお風呂で温め、待ちに待った夕食の時間です。
初日の夕食は子どもたちが大好きなハンバーグでした♪
お友だちとの会話を楽しみながら、嬉しそうに頬張っていました。

 

夕食後には、景品を賭けて星座をテーマにしたビンゴ大会を行いました。
列が揃うと「ビンゴ!」と大興奮。
クイズ形式で星座を学びながら、楽しい時間を過ごしました。

 

【2日目】
2日目は朝からスキーレッスンがスタートです。
初日で慣れたこともあり、着替えや準備がスムーズにできるようになりました。

短距離滑走の練習から始まり、徐々にリフトに乗ってゲレンデ上からの滑走にもチャレンジしました。
はじめてのリフトや初日よりも急な斜面での練習に、少し緊張した様子の子もいましたが、仲間同士で励まし合いながら取り組むことができました。

 

レッスンの後半、希望者は「バッジテスト」にも挑戦しました。
練習で学んだ止まり方やターン技術を駆使してテストに挑む姿は、真剣そのものです。
練習の成果を発揮し、見事全員が合格することができました。

 

午後には雪だるまやかまくら作りなど、冬ならではの遊びを満喫!
普段はできない雪遊びを存分に楽しみ、笑顔いっぱいの時間を過ごしました。

 

夜には、風船を使ったチーム対抗のレクリエーションを行いました。
「動物」「冬といえば」等のお題が出て、お題に関連する言葉を順番に言い、風船を回していきます。
一度出た言葉と被らないように注意しながら、風船を回した回数が多いチームが勝ちです!
発想力や記憶力、そしてみんなのチームワークが試されるゲームに大盛り上がり。
風船を回すごとに歓声が上がり、場内は笑い声で溢れました。

 

【3日目】
最終日には、インストラクター付き添いのもと自由滑走を行いました。
レッスンで教わった技術を活かし、楽しみながら滑る子どもたち。
2日間一生懸命練習に取り組んだことが自信となり、笑顔で滑走を披露していました。

 

スキーキャンプを通して、子どもたちは技術の上達だけでなく、達成感や仲間との絆を感じることができました。
失敗しても諦めず、励まし合いながら挑戦を続けた子どもたち。
キャンプの中で経験した「できた!」・「おもしろい!」・「やってみよう!」の体験は、子どもたちの大きな自信につながったのではないかと思います。

次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに。

探究キャンプ『スカイアドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は11月の3連休に実施した、1泊2日の『スカイアドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

今回のキャンプでは、入間航空祭での迫力満点の航空ショーや、長瀞での川下りなど、空と自然の魅力を存分に味わえる2日間を過ごしてきました。

 

【1日目】
■入間航空祭
初日は、今回のキャンプのメインプログラム「入間航空祭」へと向かいました。
パイロットの正確な操縦によって描かれる美しい軌跡や、エンジン音の迫力に圧倒される子どもたち。
青空を背景に、次々と空を舞うブルーインパルスのアクロバット飛行に、目を輝かせていました。

入間航空祭は、普段は見られない特別な視点から「空」の仕事や乗り物について学べる絶好の機会となりました。
体験を通して、空の広がりや迫力を感じ、日本を空から守る「航空自衛隊」のお仕事についても学ぶことができたのではないかと思います。

 

【2日目】
■長瀞ライン下り
2日目は、長瀞で「ライン下り」に挑戦しました。
ボートに乗り込むと、川の流れに乗って進んでいく爽快感に大はしゃぎです!
渓谷をすり抜ける涼やかな風と水しぶきに、自然の美しさを感じながら川下りを楽しみました。

 

■岩畳散策
ライン下りを楽しんだ後は、岩畳散策へ。
ごつごつした岩の感触を踏みしめながら進んでいきます。
散策の途中、岩畳に円形の穴が開いているところを発見。
昔、川の小石がぐるぐる回ってできた穴だということを学び、「自然にできた穴なんだ」「もっと大きい穴を見つけるぞ!」とよく観察していました。

 

■ぶどう狩り&マス釣り
ライン下りを楽しんだ後は、果物狩りと釣り体験を行いました。
果物狩りでは、「富士の輝」という品種のぶどうをいただきました。
甘くてみずみずしいぶどうにみんな笑顔いっぱいです。
みんなが大好きな「シャインマスカット」も食べ放題で提供していただきました。

 

次は、川でのマス釣りに挑戦です!
釣り体験がはじめてという子も多く、はじめは「釣れるかな・・・」と少し不安そうでしたが、鳥の声や風の音、水の流れを感じながら、待つことも楽しむことができました。

ついに魚が釣れると「見て見て!釣れた!」と大興奮。
今回は残念ながら時間内に釣れなかった子もいましたが、「どうしたら釣れるかな?」「次はこうやってみよう」と試行錯誤しながら果敢に挑戦する姿は、とても頼もしく感じました。

 

■バーベキュー
昼食は溶岩焼きバーベキューです!
焼きたてのお肉や野菜をタレにつけて頬張ります。
グループのみんなでわいわいと楽しいひとときを過ごしました。

バーベキューでは釣った魚もその場でいただきました。
命をいただくことの重みや感謝を感じながら、心をこめて「いただきます」「ごちそうさま」を言うことができました。

 

今回のキャンプでは、空と自然をテーマにした様々なアクティビティを体験しました。
秋晴れの空を鮮やかに舞うブルーインパルスや、たくさんの「はじめて」の体験は、子どもたちの心に刻まれる思い出となったのではないかと思います。

冬にはスキーキャンプを予定しています!
次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに。

探究キャンプ『恐竜アドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は10月12日(土)~14日(月・祝)に2泊3日で実施した『恐竜アドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

今回のキャンプの舞台は、ワイズの探究キャンプでははじめて訪れる福井県です。
福井県は日本で最も多く恐竜の化石が見つかっており、福井の名が付けられた恐竜もいます。
今回は、そんな「恐竜王国」福井で、恐竜や宇宙、地球の不思議について深く探究する3日間を過ごしてきました。

 

【1日目】
■福井駅散策
清々しい秋晴れの空のもと、それぞれの集合場所を出発し新幹線に乗車しました。
車内では景色を楽しんだり、お友だちと会話を楽しみながらお弁当を食べたり、終始わくわくした様子で過ごしていました。
到着までの約3時間もあっという間に感じたようです。

 

福井駅に着くと、たくさんの恐竜たちがお出迎えしてくれました!
子どもたちが大好きな「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」に、福井で発見された新種恐竜「フクイサウルス」や「フクイラプトル」・・・
駅だけでもたくさんの恐竜に出会うことができ、これから始まる3日間への期待がさらに高まりました。

 

■セーレンプラネット
「セーレンプラネット」は宇宙や天文について、わかりやすく学ぶことができる博物館です。
施設内のドームシアターでは、プラネタリウムを鑑賞しました。
セーレンプラネットのシアターは、肉眼では見ることが難しい小さな星もリアルに再現された美しい映像が魅力で、一面に広がる本物のような星空をうっとりと眺めていました。

5つのエリアに分けられた展示室では、福井の歴史や、地球、太陽系、宇宙の成り立ちなど、様々な不思議を体験しながら学びました。

 

【2日目】
■勝山自然塾
初日に続き、雲ひとつない青空が広がりました。
元気いっぱい2日目がスタートです!

午前中は、大自然を五感を使って体験し、楽しみながら地球について学ぶことができる施設「勝山自然塾」を訪れ、「緑の教室」「石の地球」「地球の道」「裸足の道」という4つの体験型プログラムに参加しました。

プログラムでは、インストラクターさんに解説いただきながら大自然の中を歩き、森の役割や地球46億年の歴史など、様々なことを学びます。

 

「裸足の道」では裸足になり目隠しをして、芝生や砂利、丸太の上を歩く体験をしました。
ペアになったお友だちに手を引いてもらいながら、少し緊張した様子で一歩一歩、足を進める子どもたち。
音や匂い、触感など様々な感覚で地球を感じる体験をすることができました。

 

■かつやま恐竜の森
勝山自然塾を出発後は、「かつやま恐竜の森」で化石発掘に挑戦しました。
ここでは実際に化石発掘作業が行われている場所から運ばれてきた石を叩き、発掘体験をすることができます。
過去には世界的にも珍しい化石が発掘されたこともあるそうです。
みんなはどんな化石を見つけられるかな・・・?
ゴーグルを着けてハンマー・タガネを持ち、準備万端です!

 

はじめは恐る恐る石を叩いていましたが、徐々にコツをつかみ、ついに化石を発掘すると大喜び!
全員が貝や植物など、様々な化石を発掘することができました。

化石は、生物の進化や生態、地層の時代を知るための大切な資料となります。
今回の体験を通して、ずっとずっと昔の時代と繋がる貴重な経験をすることができたのではないでしょうか。

 

■福井県立恐竜博物館
体験後には、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館「福井県立恐竜博物館」を見学しました。
館内には迫力満点の恐竜のモニュメントや実物化石、恐竜骨格がたくさん展示されています。

 

恐竜が生きていた時代の環境を再現したCGシアターでは、1億2000万年前にタイプスリップした気分で、恐竜の世界を体験することができました。

恐竜好きの子どもたちにとって、まさに夢のような空間で、目を輝かせながら楽しんでいました。

 

【3日目】
■芝政ワールド「恐竜の森」
最終日には、日本最大級の恐竜のテーマパーク「恐竜の森」を訪れました。
恐竜の森では、調査員「ディノレンジャー」となって恐竜の住む広大な森を探索し、未知のエネルギー「ディノエネルギー」を収集するミッションに挑戦します。
ディノレンジャー、いざ出発です!

 

エントランスをくぐると、早速恐竜の声が聞こえてきました。
恐竜の森では30種、60体以上の恐竜に出会うことができます。

 

森の中にある「ディノエネルギーボックス」を探して、レンジャーカードをタッチすると、カードにディノエネルギーが蓄積されていきます。
たくさん見つけられるかな?

 

肉食恐竜のエリアに入ると”Danger!”の文字が。
勇気を出して恐る恐る足を踏み入れると、巨大な肉食恐竜が現れました!

 

チームで力を合わせてすべてのエリアを制覇すると、最後は収集したエネルギーを使って恐竜の卵を孵化させます。
孵化した恐竜のカードをゲットしてミッション完了です!

 

たくさんの恐竜たちに出会い、わくわくドキドキの探検となりました。

恐竜アドベンチャーキャンプでは、「恐竜王国」福井ならではの体験をたくさんすることができました。
その場所でしかできないことを仲間と一緒に体験し、「できた!」「おもしろい!」「やってみよう!」の気持ちをみんなで共有し合えるのもキャンプの醍醐味です。
今回キャンプを通して、子どもたちの恐竜への興味や関心がさらに深まったのではないかと思います。

3日間ともに晴天に恵まれ、青空と大自然の中、生き生きとアクティビティに参加する子どもたちの姿がとても印象的でした。

次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに!

探究キャンプ『スポフェスキャンプ』

こんにちは。
今回は8月19日(月)~21日(水)に2泊3日で実施した『スポフェスキャンプ』の様子をご紹介します。

スポフェスキャンプは、群馬県みなかみ町を拠点に、グループ対抗のアクティビティやアウトドアクッキングなど、自然の中で体をたくさん動かして活動するキャンプです。
今年の夏休み最後の思い出にと、約150名の子どもたちが参加してくれました。

 

【1日目】
■開会式・ペットボトルロケット製作
各地を出発後は宿泊するホテルへ向かい、開会式と、翌日の飛行大会に向けたペットボトルロケット製作を行いました。
はじめにロケットのパーツに、チームのみんなの名前や好きなものを描いていきます。

 

続いてパーツを接着する⼯程です。
一人では少し難しい作業ですが、パーツをおさえる⼈、テープを貼る⼈、次のパーツを準備する人など、チームで分担して力を合わせて進めていました。

みんなの想いを乗せたペットボトルロケットが、空高く、遠くまで飛びますように・・・

 

■アウトドアクッキング「カレー作り」
初日の夕食は、みんなで作るカレーです。
炊事場に移動し、火起こし係・カレー作り係・盛り付け係に分かれて協力して取り組みました。

 

火起こし係は薪を組むところからスタート!
火が起きた後も、火が消えたり強くなりすぎたりしないように、火加減の調節も頑張りました。

 

じゃがいもやにんじんが柔らかくなったらルーを入れ、最後の仕上げです。
ひと煮立ちさせたら、ついにカレーが完成!
自分で作ったカレーはとてもおいしく感じたようで、おかわりする子がたくさんいました。
体験を通して、みんなで料理をする楽しさや、食事を作る大変さも学ぶことができました。

 

■星空レクチャー
夜には「星のソムリエ」による星空レクチャーを行いました。
ホテルスタッフの方から夏の星座についてお話しいただき、子どもたちも興味津々な様子で耳を傾けていました。

 

【2日目】
■アウトドアクッキング「ホットドッグ作り」
2日目の朝食時には、ホットドッグ作りを行いました。
ロールパン・ウインナーをアルミホイルで包んで牛乳パックに入れ、火を付けて、牛乳パックが燃えきったらあっという間に完成です!

アルミホイルを開くとこんがりと焼き目が付いていて、香ばしい香りが広がります。
簡単ながらも魔法のようにおいしいホットドッグが出来上がり、楽しみながら朝食を味わうことができました。

 

■スポーツアクティビティ
朝食後は今回のキャンプのメインプログラム、スポーツアクティビティです。
今回はウォーターバトル、ウォータースライダーとボッチャ大会を行いました。
心配されていたお天気も、子どもたちの願いが届き、夏らしい青空が広がりました!

 

◎ウォーターバトル
審判の合図で水鉄砲合戦がスタート!
相手陣地や、相手チームのチューターが身に着けている的を目がけて、ゲレンデを駆けまわります。

バトルとバトルの間には、「もっと守りを強化したほうが良いね」「はさみこむ作戦はどうかな?」と作戦会議。
アイディアを出し合い、試行錯誤しながら、子どもたちもチューターも全力でバトルに挑んでいました。

 

◎ウォータースライダー
毎年子どもたちに大人気のウォータースライダーを今年も実施しました。
ホテルのオーナーさん特製のスライダーにはひんやりと冷たい川の水が流れており、暑い夏には最高のアクティビティです。
子どもたちの弾ける笑顔が、とても印象的でした。

 

◎ボッチャ大会
7月にスクールで行った「ワイズスポーツフェス」でも取り組んだボッチャ。
それぞれのスクールでキャンプに向けて練習に励んできました。
1球1球真剣な表情で投球し、接戦が繰り広げられていました。

 

■流しそうめん
スポーツアクティビティの後には流しそうめんで昼食タイムです。
最初はうまくすくえなかった子も、すぐにコツをつかんで上手につかめるようになりました。

体をたくさん動かした後の冷たいそうめんはとても美味しく、会話を楽しみながらお腹いっぱいいただきました。

 

■ペットボトルロケット飛行大会
いよいよ、初日に製作したペットボトルロケットを飛ばす瞬間がやってきました!
少し緊張した様子で自分のチームの順番を待つ子どもたち。

空気や水の量、発射台の向きなどを調整して、「3、2、1・・・発射!」
ロケットが勢いよく空へ飛んでいきます。
中には100mほど飛んでいくロケットもあり、大きな歓声とともに盛り上がりました。

 

■キャンプファイヤー
夜にはキャンプファイヤーを行い、全員で大きな火を囲んでダンスレクや花火を楽しみました。

暗くなってくるとみなかみの美しい星空が広がり、初日の星空レクチャーで教えていただいた夏の星座も見つけることができました。

 

【3日目】
■表彰式
3日目の午前中には、2日目に実施したスポーツアクティビティ、ペットボトルロケット飛行大会の結果発表を行い、上位チームの表彰を行いました。
自分のチームの名前が呼ばれると飛び上がって喜び、満面の笑顔で賞状とメダルを受け取っていました。
一方で、残念ながら入賞できなかったチームの中には、悔し涙を流す子も。

上位に入賞したチームも、惜しくもメダルには届かなかったチームも、仲間と力を合わせて全力で取り組んだことは、子どもたちの成長につながる経験になったのではないかと思います。

 

■群馬県立自然史博物館
ホテルを出発後は群馬県立自然史博物館を見学しました。
地球の歴史や古代のいきもの、群馬の自然環境など、展示を通して様々なことを学びました。

館内には恐竜の実物化石や、骨格模型もたくさん展示されており、その迫力に圧倒されていました。

 

■こんにゃくパーク
キャンプの最後には「こんにゃくパーク」へ行きました。
群馬県は日本一のこんにゃくの産地です。
こんにゃく工場を見学して製造工程や加工方法について学び、見学後にはこんにゃくゼリーの詰め放題も体験しました。
「家族のおみやげにするんだ!」と袋がいっぱいになるまで詰め込み、大満足の様子でした。

 

スポフェスキャンプでは、チームでのアクティビティを中心に活動し、チームワークの大切さを学びました。
一人では難しいことも協力し合うことで形にできたり、一人ひとりがチームのために取り組むことで、嬉しい気持ちや悔しい気持ちをみんなで共感することができたり・・・
キャンプを通して、子どもたち同士の絆、子どもたちとチューターの絆も強くなったように思います。

秋にも探究キャンプ、探究トリップを予定しています!
どうぞお楽しみに。

探究キャンプ『アニマルアドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は8月7日(水)~8日(木)、8月8日(木)~9日(金)の2日程、1泊2日で実施した『アニマルアドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

新1年生にとっては、今回がワイズではじめてのキャンプ。
ご家族の元を離れてお泊まりするのははじめてという子も多く、少し緊張した表情で集合場所に来てくれた子もいました。
わくわくドキドキの、夏のアドベンチャーがいよいよスタートです!

 

■海ほたる
初日は各地を出発した後、海ほたるパーキングエリアに立ち寄りました。
360度、海に囲まれた絶景に子どもたちの気分も高まります!
展望デッキできれいな景色を眺めたり、グループで集合写真を撮ったり、それぞれ思い思いの時間を過ごしました。

 

■マザー牧場
マザー牧場は千葉県冨津市にある、たくさんの動物や自然とふれあえる体験型の牧場です。
今回はトラクタートレインに乗ってファームツアーを体験しました。
陽気なガイドさんに案内していただきながら、日本では唯一マザー牧場にしかいない牛を見学したり、かわいい子牛がミルクを飲む様子を見たりと、普段はなかなか目にすることのできない動物たちの姿を見ることができました。

 

ツアーの途中ではトラクタートレインから下車して、羊やヤギ、アルパカにエサやり体験もしました。
ふわふわもこもこのかわいい動物たちとのふれあいに、笑顔がこぼれます。
約1時間のツアーを存分に楽しみました。

 

ファームツアーの前後にはグループごとにマザー牧場内を散策し、シープショー見学や牛の乳搾り体験をしました。

たくさんの動物たちと触れ合い、畜産について学びました。
「命の大切さ」や「食への感謝」を改めて感じる機会になりました。

 

■鴨川シーワールド
鴨川シーワールドはイルカやアシカ、シャチなどの海獣を中心に、さまざまな海の生きものに出会える水族館テーマパークです。

 

鴨川シーワールドといえば、世界でも珍しいシャチのパフォーマンス!
夏の期間にはシャチが大きな尾びれで水しぶきをあげるイベントが開催されており、今回のキャンプでも体験することができました。

日本でシャチを見ることができるのは鴨川シーワールドを含めた3カ所しかなく、ほとんどの子どもたちが本物のシャチを見るのは今回がはじめてです。
シャチが登場すると、大きな体とその迫力に圧倒される子どもたち。
豪快な水しぶきが上がると大はしゃぎでした!

 

迫力満点のジャンプやダイナミックなパフォーマンスに、シャチの力強いパワーを体感する経験となりました。

館内ではその他にも、色鮮やかな魚たちや、幻想的な美しいクラゲ、ベルーガ、イルカなどたくさんの海の生きものを見学し、その生態や、環境の大切さを学ぶことができました。

 

■kitみずさわ
今回宿泊させていただいた「kitみずさわ」は、閉校後の小学校をリニューアルして生まれた宿泊施設です。
黒板や机、いすなどもそのまま残されており、子どもたちにとって日常の生活の中にある『学校』という場所で寝泊まりする特別な体験に、心が躍ります♪

 

夜には校庭として使われていた広場でキャンプファイヤーを行い、盆踊りや、チューターが考えたオリジナルダンスで盛り上がりました。

 

普段一緒に過ごしている同じスクールのみんなも、キャンプではじめて出会った他のスクールのお友だちも・・・ワイズの仲間みんなで火を囲み過ごした時間は、子どもたちの心に残る思い出となったのではないかと思います。

2日間を通してたくさんのプログラムを体験し、一回りも二回りも成長した子どもたち。
布団の準備に荷物の整理、自分のことは自分でチャレンジし、チームで行動することで仲間と協力する大切さも学びました。

出発時に見せていた少し緊張した姿とは別人のように、たくましく成長した姿は、とても頼もしく、誇らしく感じました。
アニマルアドベンチャーキャンプでの経験が子どもたちの自信につながっていますように。

 

次回のワイズブログでは「スポフェスキャンプ」の様子をご紹介します。
どうぞお楽しみに!

探究キャンプ『宇宙アドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は、2024年2月23日(金・祝)~25日(日)に実施した『宇宙アドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。
今回のキャンプでは80名の子どもたちが参加してくれました。

 

1日目ははじめに「トンデミ幕張」へ向かいました。

 

トンデミは、トランポリンやクライミングウォールなど、世界中から集められた様々なアクティビティを体験できる屋内アスレチック施設です。

 

外では雨も降り寒い一日でしたが、飛んだり跳ねたり、ドキドキのロープアクティビティに挑戦したりと、思いっきり体を動かして楽しんでいました。

 

その後はホテルへ向かい、キャンプの開会式と「タンキュークエスト」を実施しました。

~タンキュークエストとは?~
歴史・地学・漢字・化学など幅広い分野をカードゲーム形式で学ぶことができる探究型教材です。
小学校高学年~中学生で習う内容も、キャラクターやゲームを通して楽しく学ぶことができます。

今回のタンキュークエストでは「月と宇宙のタンキュー」をテーマに、カードゲームを使って月の満ち欠けの仕組みや宇宙の不思議を探究しました。
「なんで朝になると太陽が昇って、夜になると月と星が出るんだろう?」
「月はどうして満月や三日月など形が変化するんだろう?」
タンキュークエストを通して、宇宙への興味や学びが深まり、翌日のJAXA見学がさらに楽しみになったようです。

 

タンキュークエストの後は、夜に訪れる「鹿島臨海工業地域」についても学び、
「工業地域ではどんなものをつくっているの?」
「バイオマス発電ってなに?」というテーマでお話をしました。
真剣に聞いてくれる子どもたち。夜景鑑賞に向けて事前学習はばっちりです。

 

夕食後にはバスに乗り、いよいよ「鹿島臨海工業地域」の夜景鑑賞へ。
夜のドライブも子どもたちにとっては特別な体験で、わくわくした表情でバスに乗り込みます。
バスの車窓から夜景が見えてくると、「わー!きれい!」と歓声が上がりました。
その土地でしか見ることができない景色も、キャンプの醍醐味の一つです。
事前学習で知識を得てから行くことで、より身近に感じてくれたのではないでしょうか。

 

2日目は、今回のキャンプのメインとなる「JAXA筑波宇宙センター」の見学を行いました。
ここでは、国際宇宙ステーション“きぼう”の実物大モデルや、実際に宇宙から帰還した装置などが展示されたバックヤードと、国際宇宙ステーション“きぼう”の管制室の見学ができ、日本の宇宙研究技術に存分に触れることができました。

 

「この宇宙船には宇宙飛行士3人まで乗ることができるよ」
「人工衛星のまわりを覆う断熱材のシートは、実はマジックテープでついているんだよ」
実物を見ながら、ガイドさんが説明してくれました。
なかなか目にすることができない実物展示の数々に目を輝かせていました。

 

正門に入ると、H-IIロケットの実機がお出迎えです。
50mもある本物のロケットの迫力に圧倒されていました。

 

宇宙服姿で写真を撮影できるスポットでは、少し緊張した表情の子も。

「いつか本物の宇宙服を着て、宇宙へ行ってみたいな・・・」と宇宙に想いを馳せていたのかもしれないですね。

 

JAXA筑波宇宙センターでは、宇宙開発の歴史や、宇宙飛行士さんのお仕事、宇宙での生活など、貴重な体験を通してたくさんの学びや気付きを得ることができました。
今年1月に小型月面探査機SLIM(スリム)がピンポイント着陸を成功させたJAXA。
宇宙産業が注目されている今、子どもたちの宇宙への憧れや探究心が広がるきっかけになったのではないでしょうか。

 

見学後は、「グランベリー大地」でいちご狩りを楽しみました。
宙に浮かぶいちごを立ったまま収穫できる新感覚のいちご狩りを体験し、甘酸っぱいいちごをお腹いっぱいになるまで頬張っていました。

 

2日目の終わりには「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」を訪れました。
広い施設の中にはたくさんの展示があり、自然環境や地球の生い立ち、生命の不思議など、様々なことを学ぶことができました。
中には、展示を見ながらみんなに解説してくれる子や、学んだことをメモする子も。
一つひとつの展示を熱心に見学する子どもたちの姿が印象的でした。

 

最終日、3日目は「大野潮騒はまなす公園」でプラネタリウム鑑賞や、長さ154mのジャンボ滑り台を体験しました。
ジャンボ滑り台では、子どもも大人も大はしゃぎ!思い切り楽しんでいました。

 

そして、キャンプの最後には「航空科学博物館」へ。
ここでは飛行機の仕組みや歴史を学びました。
ジェットエンジンやプロペラ機、実際のジャンボジェット機の胴体断面など、本物の展示がたくさんあり、「飛行機ってこんなに大きいんだね!」「飛行機のイスの下ってこんな風になっていたんだね!」と大興奮で楽しんでいました。

 

展望室では、成田空港に着陸する飛行機の様子も見学しました。
タイミングよく「フライングホヌ」というウミガメ柄の飛行機の着陸を間近で目にすることができ、歓声があがりました。

 

3日間の中で、様々な学びを得た宇宙アドベンチャーキャンプ。
どの施設でも、心から楽しみ、熱心に学ぶ子どもたちの姿がとても印象的でした。

 

そして、今回のキャンプには、ワイズでの最後の思い出にと、この春にワイズを卒業する6年生も参加してくれました。
キャンプで過ごした時間が、新しいステージへと飛び立つ子どもたちにとって、かけがえのない思い出に、そして未来の夢へとつながる経験となっていますように。

来年度の探究キャンプもどうぞお楽しみに。

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