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探究キャンプ 一覧

探究キャンプ『スカイアドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は11月の3連休に実施した、1泊2日の『スカイアドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

今回のキャンプでは、入間航空祭での迫力満点の航空ショーや、長瀞での川下りなど、空と自然の魅力を存分に味わえる2日間を過ごしてきました。

 

【1日目】
■入間航空祭
初日は、今回のキャンプのメインプログラム「入間航空祭」へと向かいました。
パイロットの正確な操縦によって描かれる美しい軌跡や、エンジン音の迫力に圧倒される子どもたち。
青空を背景に、次々と空を舞うブルーインパルスのアクロバット飛行に、目を輝かせていました。

入間航空祭は、普段は見られない特別な視点から「空」の仕事や乗り物について学べる絶好の機会となりました。
体験を通して、空の広がりや迫力を感じ、日本を空から守る「航空自衛隊」のお仕事についても学ぶことができたのではないかと思います。

 

【2日目】
■長瀞ライン下り
2日目は、長瀞で「ライン下り」に挑戦しました。
ボートに乗り込むと、川の流れに乗って進んでいく爽快感に大はしゃぎです!
渓谷をすり抜ける涼やかな風と水しぶきに、自然の美しさを感じながら川下りを楽しみました。

 

■岩畳散策
ライン下りを楽しんだ後は、岩畳散策へ。
ごつごつした岩の感触を踏みしめながら進んでいきます。
散策の途中、岩畳に円形の穴が開いているところを発見。
昔、川の小石がぐるぐる回ってできた穴だということを学び、「自然にできた穴なんだ」「もっと大きい穴を見つけるぞ!」とよく観察していました。

 

■ぶどう狩り&マス釣り
ライン下りを楽しんだ後は、果物狩りと釣り体験を行いました。
果物狩りでは、「富士の輝」という品種のぶどうをいただきました。
甘くてみずみずしいぶどうにみんな笑顔いっぱいです。
みんなが大好きな「シャインマスカット」も食べ放題で提供していただきました。

 

次は、川でのマス釣りに挑戦です!
釣り体験がはじめてという子も多く、はじめは「釣れるかな・・・」と少し不安そうでしたが、鳥の声や風の音、水の流れを感じながら、待つことも楽しむことができました。

ついに魚が釣れると「見て見て!釣れた!」と大興奮。
今回は残念ながら時間内に釣れなかった子もいましたが、「どうしたら釣れるかな?」「次はこうやってみよう」と試行錯誤しながら果敢に挑戦する姿は、とても頼もしく感じました。

 

■バーベキュー
昼食は溶岩焼きバーベキューです!
焼きたてのお肉や野菜をタレにつけて頬張ります。
グループのみんなでわいわいと楽しいひとときを過ごしました。

バーベキューでは釣った魚もその場でいただきました。
命をいただくことの重みや感謝を感じながら、心をこめて「いただきます」「ごちそうさま」を言うことができました。

 

今回のキャンプでは、空と自然をテーマにした様々なアクティビティを体験しました。
秋晴れの空を鮮やかに舞うブルーインパルスや、たくさんの「はじめて」の体験は、子どもたちの心に刻まれる思い出となったのではないかと思います。

冬にはスキーキャンプを予定しています!
次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに。

探究キャンプ『恐竜アドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は10月12日(土)~14日(月・祝)に2泊3日で実施した『恐竜アドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

今回のキャンプの舞台は、ワイズの探究キャンプでははじめて訪れる福井県です。
福井県は日本で最も多く恐竜の化石が見つかっており、福井の名が付けられた恐竜もいます。
今回は、そんな「恐竜王国」福井で、恐竜や宇宙、地球の不思議について深く探究する3日間を過ごしてきました。

 

【1日目】
■福井駅散策
清々しい秋晴れの空のもと、それぞれの集合場所を出発し新幹線に乗車しました。
車内では景色を楽しんだり、お友だちと会話を楽しみながらお弁当を食べたり、終始わくわくした様子で過ごしていました。
到着までの約3時間もあっという間に感じたようです。

 

福井駅に着くと、たくさんの恐竜たちがお出迎えしてくれました!
子どもたちが大好きな「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」に、福井で発見された新種恐竜「フクイサウルス」や「フクイラプトル」・・・
駅だけでもたくさんの恐竜に出会うことができ、これから始まる3日間への期待がさらに高まりました。

 

■セーレンプラネット
「セーレンプラネット」は宇宙や天文について、わかりやすく学ぶことができる博物館です。
施設内のドームシアターでは、プラネタリウムを鑑賞しました。
セーレンプラネットのシアターは、肉眼では見ることが難しい小さな星もリアルに再現された美しい映像が魅力で、一面に広がる本物のような星空をうっとりと眺めていました。

5つのエリアに分けられた展示室では、福井の歴史や、地球、太陽系、宇宙の成り立ちなど、様々な不思議を体験しながら学びました。

 

【2日目】
■勝山自然塾
初日に続き、雲ひとつない青空が広がりました。
元気いっぱい2日目がスタートです!

午前中は、大自然を五感を使って体験し、楽しみながら地球について学ぶことができる施設「勝山自然塾」を訪れ、「緑の教室」「石の地球」「地球の道」「裸足の道」という4つの体験型プログラムに参加しました。

プログラムでは、インストラクターさんに解説いただきながら大自然の中を歩き、森の役割や地球46億年の歴史など、様々なことを学びます。

 

「裸足の道」では裸足になり目隠しをして、芝生や砂利、丸太の上を歩く体験をしました。
ペアになったお友だちに手を引いてもらいながら、少し緊張した様子で一歩一歩、足を進める子どもたち。
音や匂い、触感など様々な感覚で地球を感じる体験をすることができました。

 

■かつやま恐竜の森
勝山自然塾を出発後は、「かつやま恐竜の森」で化石発掘に挑戦しました。
ここでは実際に化石発掘作業が行われている場所から運ばれてきた石を叩き、発掘体験をすることができます。
過去には世界的にも珍しい化石が発掘されたこともあるそうです。
みんなはどんな化石を見つけられるかな・・・?
ゴーグルを着けてハンマー・タガネを持ち、準備万端です!

 

はじめは恐る恐る石を叩いていましたが、徐々にコツをつかみ、ついに化石を発掘すると大喜び!
全員が貝や植物など、様々な化石を発掘することができました。

化石は、生物の進化や生態、地層の時代を知るための大切な資料となります。
今回の体験を通して、ずっとずっと昔の時代と繋がる貴重な経験をすることができたのではないでしょうか。

 

■福井県立恐竜博物館
体験後には、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館「福井県立恐竜博物館」を見学しました。
館内には迫力満点の恐竜のモニュメントや実物化石、恐竜骨格がたくさん展示されています。

 

恐竜が生きていた時代の環境を再現したCGシアターでは、1億2000万年前にタイプスリップした気分で、恐竜の世界を体験することができました。

恐竜好きの子どもたちにとって、まさに夢のような空間で、目を輝かせながら楽しんでいました。

 

【3日目】
■芝政ワールド「恐竜の森」
最終日には、日本最大級の恐竜のテーマパーク「恐竜の森」を訪れました。
恐竜の森では、調査員「ディノレンジャー」となって恐竜の住む広大な森を探索し、未知のエネルギー「ディノエネルギー」を収集するミッションに挑戦します。
ディノレンジャー、いざ出発です!

 

エントランスをくぐると、早速恐竜の声が聞こえてきました。
恐竜の森では30種、60体以上の恐竜に出会うことができます。

 

森の中にある「ディノエネルギーボックス」を探して、レンジャーカードをタッチすると、カードにディノエネルギーが蓄積されていきます。
たくさん見つけられるかな?

 

肉食恐竜のエリアに入ると”Danger!”の文字が。
勇気を出して恐る恐る足を踏み入れると、巨大な肉食恐竜が現れました!

 

チームで力を合わせてすべてのエリアを制覇すると、最後は収集したエネルギーを使って恐竜の卵を孵化させます。
孵化した恐竜のカードをゲットしてミッション完了です!

 

たくさんの恐竜たちに出会い、わくわくドキドキの探検となりました。

恐竜アドベンチャーキャンプでは、「恐竜王国」福井ならではの体験をたくさんすることができました。
その場所でしかできないことを仲間と一緒に体験し、「できた!」「おもしろい!」「やってみよう!」の気持ちをみんなで共有し合えるのもキャンプの醍醐味です。
今回キャンプを通して、子どもたちの恐竜への興味や関心がさらに深まったのではないかと思います。

3日間ともに晴天に恵まれ、青空と大自然の中、生き生きとアクティビティに参加する子どもたちの姿がとても印象的でした。

次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに!

探究キャンプ『スポフェスキャンプ』

こんにちは。
今回は8月19日(月)~21日(水)に2泊3日で実施した『スポフェスキャンプ』の様子をご紹介します。

スポフェスキャンプは、群馬県みなかみ町を拠点に、グループ対抗のアクティビティやアウトドアクッキングなど、自然の中で体をたくさん動かして活動するキャンプです。
今年の夏休み最後の思い出にと、約150名の子どもたちが参加してくれました。

 

【1日目】
■開会式・ペットボトルロケット製作
各地を出発後は宿泊するホテルへ向かい、開会式と、翌日の飛行大会に向けたペットボトルロケット製作を行いました。
はじめにロケットのパーツに、チームのみんなの名前や好きなものを描いていきます。

 

続いてパーツを接着する⼯程です。
一人では少し難しい作業ですが、パーツをおさえる⼈、テープを貼る⼈、次のパーツを準備する人など、チームで分担して力を合わせて進めていました。

みんなの想いを乗せたペットボトルロケットが、空高く、遠くまで飛びますように・・・

 

■アウトドアクッキング「カレー作り」
初日の夕食は、みんなで作るカレーです。
炊事場に移動し、火起こし係・カレー作り係・盛り付け係に分かれて協力して取り組みました。

 

火起こし係は薪を組むところからスタート!
火が起きた後も、火が消えたり強くなりすぎたりしないように、火加減の調節も頑張りました。

 

じゃがいもやにんじんが柔らかくなったらルーを入れ、最後の仕上げです。
ひと煮立ちさせたら、ついにカレーが完成!
自分で作ったカレーはとてもおいしく感じたようで、おかわりする子がたくさんいました。
体験を通して、みんなで料理をする楽しさや、食事を作る大変さも学ぶことができました。

 

■星空レクチャー
夜には「星のソムリエ」による星空レクチャーを行いました。
ホテルスタッフの方から夏の星座についてお話しいただき、子どもたちも興味津々な様子で耳を傾けていました。

 

【2日目】
■アウトドアクッキング「ホットドッグ作り」
2日目の朝食時には、ホットドッグ作りを行いました。
ロールパン・ウインナーをアルミホイルで包んで牛乳パックに入れ、火を付けて、牛乳パックが燃えきったらあっという間に完成です!

アルミホイルを開くとこんがりと焼き目が付いていて、香ばしい香りが広がります。
簡単ながらも魔法のようにおいしいホットドッグが出来上がり、楽しみながら朝食を味わうことができました。

 

■スポーツアクティビティ
朝食後は今回のキャンプのメインプログラム、スポーツアクティビティです。
今回はウォーターバトル、ウォータースライダーとボッチャ大会を行いました。
心配されていたお天気も、子どもたちの願いが届き、夏らしい青空が広がりました!

 

◎ウォーターバトル
審判の合図で水鉄砲合戦がスタート!
相手陣地や、相手チームのチューターが身に着けている的を目がけて、ゲレンデを駆けまわります。

バトルとバトルの間には、「もっと守りを強化したほうが良いね」「はさみこむ作戦はどうかな?」と作戦会議。
アイディアを出し合い、試行錯誤しながら、子どもたちもチューターも全力でバトルに挑んでいました。

 

◎ウォータースライダー
毎年子どもたちに大人気のウォータースライダーを今年も実施しました。
ホテルのオーナーさん特製のスライダーにはひんやりと冷たい川の水が流れており、暑い夏には最高のアクティビティです。
子どもたちの弾ける笑顔が、とても印象的でした。

 

◎ボッチャ大会
7月にスクールで行った「ワイズスポーツフェス」でも取り組んだボッチャ。
それぞれのスクールでキャンプに向けて練習に励んできました。
1球1球真剣な表情で投球し、接戦が繰り広げられていました。

 

■流しそうめん
スポーツアクティビティの後には流しそうめんで昼食タイムです。
最初はうまくすくえなかった子も、すぐにコツをつかんで上手につかめるようになりました。

体をたくさん動かした後の冷たいそうめんはとても美味しく、会話を楽しみながらお腹いっぱいいただきました。

 

■ペットボトルロケット飛行大会
いよいよ、初日に製作したペットボトルロケットを飛ばす瞬間がやってきました!
少し緊張した様子で自分のチームの順番を待つ子どもたち。

空気や水の量、発射台の向きなどを調整して、「3、2、1・・・発射!」
ロケットが勢いよく空へ飛んでいきます。
中には100mほど飛んでいくロケットもあり、大きな歓声とともに盛り上がりました。

 

■キャンプファイヤー
夜にはキャンプファイヤーを行い、全員で大きな火を囲んでダンスレクや花火を楽しみました。

暗くなってくるとみなかみの美しい星空が広がり、初日の星空レクチャーで教えていただいた夏の星座も見つけることができました。

 

【3日目】
■表彰式
3日目の午前中には、2日目に実施したスポーツアクティビティ、ペットボトルロケット飛行大会の結果発表を行い、上位チームの表彰を行いました。
自分のチームの名前が呼ばれると飛び上がって喜び、満面の笑顔で賞状とメダルを受け取っていました。
一方で、残念ながら入賞できなかったチームの中には、悔し涙を流す子も。

上位に入賞したチームも、惜しくもメダルには届かなかったチームも、仲間と力を合わせて全力で取り組んだことは、子どもたちの成長につながる経験になったのではないかと思います。

 

■群馬県立自然史博物館
ホテルを出発後は群馬県立自然史博物館を見学しました。
地球の歴史や古代のいきもの、群馬の自然環境など、展示を通して様々なことを学びました。

館内には恐竜の実物化石や、骨格模型もたくさん展示されており、その迫力に圧倒されていました。

 

■こんにゃくパーク
キャンプの最後には「こんにゃくパーク」へ行きました。
群馬県は日本一のこんにゃくの産地です。
こんにゃく工場を見学して製造工程や加工方法について学び、見学後にはこんにゃくゼリーの詰め放題も体験しました。
「家族のおみやげにするんだ!」と袋がいっぱいになるまで詰め込み、大満足の様子でした。

 

スポフェスキャンプでは、チームでのアクティビティを中心に活動し、チームワークの大切さを学びました。
一人では難しいことも協力し合うことで形にできたり、一人ひとりがチームのために取り組むことで、嬉しい気持ちや悔しい気持ちをみんなで共感することができたり・・・
キャンプを通して、子どもたち同士の絆、子どもたちとチューターの絆も強くなったように思います。

秋にも探究キャンプ、探究トリップを予定しています!
どうぞお楽しみに。

探究キャンプ『アニマルアドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は8月7日(水)~8日(木)、8月8日(木)~9日(金)の2日程、1泊2日で実施した『アニマルアドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

新1年生にとっては、今回がワイズではじめてのキャンプ。
ご家族の元を離れてお泊まりするのははじめてという子も多く、少し緊張した表情で集合場所に来てくれた子もいました。
わくわくドキドキの、夏のアドベンチャーがいよいよスタートです!

 

■海ほたる
初日は各地を出発した後、海ほたるパーキングエリアに立ち寄りました。
360度、海に囲まれた絶景に子どもたちの気分も高まります!
展望デッキできれいな景色を眺めたり、グループで集合写真を撮ったり、それぞれ思い思いの時間を過ごしました。

 

■マザー牧場
マザー牧場は千葉県冨津市にある、たくさんの動物や自然とふれあえる体験型の牧場です。
今回はトラクタートレインに乗ってファームツアーを体験しました。
陽気なガイドさんに案内していただきながら、日本では唯一マザー牧場にしかいない牛を見学したり、かわいい子牛がミルクを飲む様子を見たりと、普段はなかなか目にすることのできない動物たちの姿を見ることができました。

 

ツアーの途中ではトラクタートレインから下車して、羊やヤギ、アルパカにエサやり体験もしました。
ふわふわもこもこのかわいい動物たちとのふれあいに、笑顔がこぼれます。
約1時間のツアーを存分に楽しみました。

 

ファームツアーの前後にはグループごとにマザー牧場内を散策し、シープショー見学や牛の乳搾り体験をしました。

たくさんの動物たちと触れ合い、畜産について学びました。
「命の大切さ」や「食への感謝」を改めて感じる機会になりました。

 

■鴨川シーワールド
鴨川シーワールドはイルカやアシカ、シャチなどの海獣を中心に、さまざまな海の生きものに出会える水族館テーマパークです。

 

鴨川シーワールドといえば、世界でも珍しいシャチのパフォーマンス!
夏の期間にはシャチが大きな尾びれで水しぶきをあげるイベントが開催されており、今回のキャンプでも体験することができました。

日本でシャチを見ることができるのは鴨川シーワールドを含めた3カ所しかなく、ほとんどの子どもたちが本物のシャチを見るのは今回がはじめてです。
シャチが登場すると、大きな体とその迫力に圧倒される子どもたち。
豪快な水しぶきが上がると大はしゃぎでした!

 

迫力満点のジャンプやダイナミックなパフォーマンスに、シャチの力強いパワーを体感する経験となりました。

館内ではその他にも、色鮮やかな魚たちや、幻想的な美しいクラゲ、ベルーガ、イルカなどたくさんの海の生きものを見学し、その生態や、環境の大切さを学ぶことができました。

 

■kitみずさわ
今回宿泊させていただいた「kitみずさわ」は、閉校後の小学校をリニューアルして生まれた宿泊施設です。
黒板や机、いすなどもそのまま残されており、子どもたちにとって日常の生活の中にある『学校』という場所で寝泊まりする特別な体験に、心が躍ります♪

 

夜には校庭として使われていた広場でキャンプファイヤーを行い、盆踊りや、チューターが考えたオリジナルダンスで盛り上がりました。

 

普段一緒に過ごしている同じスクールのみんなも、キャンプではじめて出会った他のスクールのお友だちも・・・ワイズの仲間みんなで火を囲み過ごした時間は、子どもたちの心に残る思い出となったのではないかと思います。

2日間を通してたくさんのプログラムを体験し、一回りも二回りも成長した子どもたち。
布団の準備に荷物の整理、自分のことは自分でチャレンジし、チームで行動することで仲間と協力する大切さも学びました。

出発時に見せていた少し緊張した姿とは別人のように、たくましく成長した姿は、とても頼もしく、誇らしく感じました。
アニマルアドベンチャーキャンプでの経験が子どもたちの自信につながっていますように。

 

次回のワイズブログでは「スポフェスキャンプ」の様子をご紹介します。
どうぞお楽しみに!

探究キャンプ『宇宙アドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は、2024年2月23日(金・祝)~25日(日)に実施した『宇宙アドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。
今回のキャンプでは80名の子どもたちが参加してくれました。

 

1日目ははじめに「トンデミ幕張」へ向かいました。

 

トンデミは、トランポリンやクライミングウォールなど、世界中から集められた様々なアクティビティを体験できる屋内アスレチック施設です。

 

外では雨も降り寒い一日でしたが、飛んだり跳ねたり、ドキドキのロープアクティビティに挑戦したりと、思いっきり体を動かして楽しんでいました。

 

その後はホテルへ向かい、キャンプの開会式と「タンキュークエスト」を実施しました。

~タンキュークエストとは?~
歴史・地学・漢字・化学など幅広い分野をカードゲーム形式で学ぶことができる探究型教材です。
小学校高学年~中学生で習う内容も、キャラクターやゲームを通して楽しく学ぶことができます。

今回のタンキュークエストでは「月と宇宙のタンキュー」をテーマに、カードゲームを使って月の満ち欠けの仕組みや宇宙の不思議を探究しました。
「なんで朝になると太陽が昇って、夜になると月と星が出るんだろう?」
「月はどうして満月や三日月など形が変化するんだろう?」
タンキュークエストを通して、宇宙への興味や学びが深まり、翌日のJAXA見学がさらに楽しみになったようです。

 

タンキュークエストの後は、夜に訪れる「鹿島臨海工業地域」についても学び、
「工業地域ではどんなものをつくっているの?」
「バイオマス発電ってなに?」というテーマでお話をしました。
真剣に聞いてくれる子どもたち。夜景鑑賞に向けて事前学習はばっちりです。

 

夕食後にはバスに乗り、いよいよ「鹿島臨海工業地域」の夜景鑑賞へ。
夜のドライブも子どもたちにとっては特別な体験で、わくわくした表情でバスに乗り込みます。
バスの車窓から夜景が見えてくると、「わー!きれい!」と歓声が上がりました。
その土地でしか見ることができない景色も、キャンプの醍醐味の一つです。
事前学習で知識を得てから行くことで、より身近に感じてくれたのではないでしょうか。

 

2日目は、今回のキャンプのメインとなる「JAXA筑波宇宙センター」の見学を行いました。
ここでは、国際宇宙ステーション“きぼう”の実物大モデルや、実際に宇宙から帰還した装置などが展示されたバックヤードと、国際宇宙ステーション“きぼう”の管制室の見学ができ、日本の宇宙研究技術に存分に触れることができました。

 

「この宇宙船には宇宙飛行士3人まで乗ることができるよ」
「人工衛星のまわりを覆う断熱材のシートは、実はマジックテープでついているんだよ」
実物を見ながら、ガイドさんが説明してくれました。
なかなか目にすることができない実物展示の数々に目を輝かせていました。

 

正門に入ると、H-IIロケットの実機がお出迎えです。
50mもある本物のロケットの迫力に圧倒されていました。

 

宇宙服姿で写真を撮影できるスポットでは、少し緊張した表情の子も。

「いつか本物の宇宙服を着て、宇宙へ行ってみたいな・・・」と宇宙に想いを馳せていたのかもしれないですね。

 

JAXA筑波宇宙センターでは、宇宙開発の歴史や、宇宙飛行士さんのお仕事、宇宙での生活など、貴重な体験を通してたくさんの学びや気付きを得ることができました。
今年1月に小型月面探査機SLIM(スリム)がピンポイント着陸を成功させたJAXA。
宇宙産業が注目されている今、子どもたちの宇宙への憧れや探究心が広がるきっかけになったのではないでしょうか。

 

見学後は、「グランベリー大地」でいちご狩りを楽しみました。
宙に浮かぶいちごを立ったまま収穫できる新感覚のいちご狩りを体験し、甘酸っぱいいちごをお腹いっぱいになるまで頬張っていました。

 

2日目の終わりには「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」を訪れました。
広い施設の中にはたくさんの展示があり、自然環境や地球の生い立ち、生命の不思議など、様々なことを学ぶことができました。
中には、展示を見ながらみんなに解説してくれる子や、学んだことをメモする子も。
一つひとつの展示を熱心に見学する子どもたちの姿が印象的でした。

 

最終日、3日目は「大野潮騒はまなす公園」でプラネタリウム鑑賞や、長さ154mのジャンボ滑り台を体験しました。
ジャンボ滑り台では、子どもも大人も大はしゃぎ!思い切り楽しんでいました。

 

そして、キャンプの最後には「航空科学博物館」へ。
ここでは飛行機の仕組みや歴史を学びました。
ジェットエンジンやプロペラ機、実際のジャンボジェット機の胴体断面など、本物の展示がたくさんあり、「飛行機ってこんなに大きいんだね!」「飛行機のイスの下ってこんな風になっていたんだね!」と大興奮で楽しんでいました。

 

展望室では、成田空港に着陸する飛行機の様子も見学しました。
タイミングよく「フライングホヌ」というウミガメ柄の飛行機の着陸を間近で目にすることができ、歓声があがりました。

 

3日間の中で、様々な学びを得た宇宙アドベンチャーキャンプ。
どの施設でも、心から楽しみ、熱心に学ぶ子どもたちの姿がとても印象的でした。

 

そして、今回のキャンプには、ワイズでの最後の思い出にと、この春にワイズを卒業する6年生も参加してくれました。
キャンプで過ごした時間が、新しいステージへと飛び立つ子どもたちにとって、かけがえのない思い出に、そして未来の夢へとつながる経験となっていますように。

来年度の探究キャンプもどうぞお楽しみに。

探究キャンプ『名古屋モビリティキャンプ』

こんにちは。
今回は、2024年1月6日(土)~8日(月・祝)に2泊3日で実施した『名古屋モビリティキャンプ』の様子をご紹介します。
2024年最初の探究キャンプの行先は名古屋!
新幹線でいつもよりも遠くまで出かける探究キャンプに、子どもたちも当日をずっと楽しみにしていました。
今回は約60名の子どもたちが参加してくれました。

行きの新幹線がホームに到着すると、「この新幹線に乗って名古屋に向かうんだ!」と目を輝かせる子どもたち。
今回のキャンプには乗り物好きの子が多く参加してくれており、「この新幹線はN700Aで、N700を改良した車両だよ!」と教えてくれました。
知識量に、大人も顔負けです。

 

キャンプ初日は、最初に「トヨタ産業技術記念館」へ向かいました。
トヨタ産業技術記念館は、トヨタの歴史や技術をモノづくりの展示と活動で紹介する博物館です。

繊維機械館では、トヨタグループの歴史のはじまりである繊維業について学びました。
糸紡ぎや機織りを目の当たりにしながら、糸や布がどのように作られているかを体感することができました。

 

自動車館では、トヨタの車づくりの仕組みや車ができるまでの行程を知ることができます。
トヨタでは、大きな部品を取り付ける作業や繰り返しの作業はロボットが、複雑な判断が必要な作業は人が中心となり、人と機械それぞれの長所を活かしたクルマづくりを行っています。

ロボットが車を組み立てる様子を興味津々で見つめる子どもたち。
普段乗っている車が様々な行程や検査を経て出来ていることを知りました。

 

トヨタ産業記念館を出発した後は、名古屋港へ向かいました。
ここでは船の歴史を知ることができる「名古屋海洋博物館」、地上53mの高さから名古屋港を一望できる「展望室」、日本ではじめての砕氷艦「南極観測船ふじ」を見学しました。

名古屋海洋博物館では、操船シミュレーターを体験!
名古屋港をリアルに表現した映像を見ながら、ゴール地点を目指して操縦します。
実際にやってみると旋回の操作が難しく、体験を通して船の操縦の大変さを学ぶことができました。

 

展望室に入ると、偶然空に虹がかかっていて、子どもたちは大喜び!
みんなの日頃の行いが、空まで届いたのかもしれませんね。
名古屋港を行き交う、日本トップクラスの貨物量を誇る船を実際に目にし、その大きさに驚いていました。

 

南極観測船ふじでは、操縦室や乗組員の部屋、食堂などがそのまま残されており、本物の乗組員になった気分で、船や海について学ぶことができました。

 

2日目は起床後、近くの海岸へ散策に行きました。
雲ひとつない空に朝日が昇り、海面がきらきら輝きます。
気持ちの良い海風を浴びて、良いリフレッシュになりました。

 

その後は1日中、レゴランド®・ジャパンを楽しみました。
ゲートをくぐると大好きなレゴ®の世界が広がり、大興奮の子どもたち。
チームで相談しながら様々なアクティビティを体験しました。

 

スリル満点のアトラクションや、1,000万個以上のレゴ®ブロックを使って日本の街並みが再現された「ミニランド」。

 

レゴ®ブロックがどのように作られているか見学できる「レゴ®ファクトリーツアー」では、ここでしか手に入らないお土産のレゴ®ブロックもいただきました♪

 

お友だちやチューターと一緒に夢中になって楽しんだ、笑顔がいっぱいの1日。
ホテルへ向かう帰りの道中では「楽しかった!」「また来たい!」という声もたくさん聞かれました。

キャンプ最終日は、中部国際空港セントレア内にある「フライト・オブ・ドリームズ」へ。
ここでは日本最大サイズの飛行機、ボーイング787を間近で見学しました。

飛行機に乗った経験のある子どもたちも、こんなに間近で飛行機を見るのははじめてで、貴重な体験となったようです。

 

スカイデッキでは飛行機が発着する様子も見学することができ、大空へ飛び立っていく飛行機に大きく手を振っていました。

 

そして3日間のキャンプの最後には「リニア・鉄道館」へ向かいました。
リニア・鉄道館は日本最大級の鉄道ジオラマの他、歴代の新幹線など実物車両も展示されており、「これは〇〇線だよ!」と詳しく解説してくれる子も。

 

お昼ご飯は、屋外に展示されているN700系の中で楽しくいただきました。

 

普段乗っている鉄道の安全や速さが、様々な技術と仕組みによって支えられていることを知った子どもたち。
帰りの新幹線は、行きとはまた違う気持ちで楽しめたのではないでしょうか。

 

『名古屋モビリティキャンプ』では、車、船、飛行機、鉄道など、私たちの生活を支えるモビリティについて、様々な体験を通して学ぶことができました。
3日間を通してモビリティに対する興味関心も広がったのではないかと思います。

2月には宇宙や科学について探究する『宇宙アドベンチャーキャンプ』を予定しています♪
次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに!

探究キャンプ『みなかみ星空スキーキャンプ』

こんにちは。
今回は、2023年12月26日(火)~28日(木)に2泊3日で実施した『みなかみ星空スキーキャンプ』の様子をご紹介します。
出発当日は天候にも恵まれ、雲ひとつない青空のもと、約100名の子どもたちが元気に出発しました!

今回訪れたのは、夏に実施した『みなかみアドベンチャーキャンプ』でペットボトルロケットやウォーターバトルを楽しんだ「藤原スキー場」です。
夏に来た時に見た景色とは全く異なる、一面に広がる銀世界に子どもたちも大興奮!

 

到着後はスキーウェアに着替え、翌日からのスキーレッスンに向けて靴合わせを行いました。
スキーブーツを履くのも、はじめての子どもたちには少し難しい作業ですが、苦戦しながらも頑張って履くことができました。

 

続いて、雪遊びを楽しみました。
そり遊びに雪だるまづくり、普段は味わえない体験に子どもたちの笑顔が弾けます。

 

初日の夕食後には天体望遠鏡づくりを行いました。
組み立てをする中で天体望遠鏡の仕組みも学んでいきます。

次の日は天気が良ければ「コールドムーン」と呼ばれる満月を見ることができます。
天体望遠鏡が無事完成し、天体観測の準備はばっちりです。

 

2日目はいよいよスキーレッスンです!
まずはスキーの基本として、平地でカニ歩きや八の字、止まり方等を教わり、スキー経験のある子はリフトに乗って山の中腹へ向かい、上手なブレーキのかけ方やターンの練習を行いました。

 

転んでもすぐに立ち上がり、諦めずにチャレンジ!
レッスンを通して、少しずつ上達し自信が出てきたようです。

 

2日目のお昼ご飯は、みんなが大好きなカレーライスでした。
レッスンを頑張った後のカレーは一段とおいしく感じたようで、おかわりの大行列ができました。

 

夜はホテルの方からみなかみの星空について説明をしていただきました。
美しい写真を映していただき、子どもたちは興味津々で聞き入ります。

お待ちかねの星空観賞の時間となりました。
この日はちょうど、「コールドムーン」と呼ばれる満月。
望遠鏡から月が見えると、「見えた!!」と大きな歓声が上がりました。
きれいな月と一面に広がる星空は、子どもたちの心に刻まれる景色になったのではないかと思います。

 

3日目には全グループがリフトに乗り、山の中腹から滑走練習をしました。
リフトを降りると昨日よりも急な斜面に緊張の様子も見られましたが、勇気を出して滑り出すことができました。

 

「転んでも立ち上がってまた頑張る!」「もっと上手になりたい!」と前向きな姿勢で取り組み、子どもたちからもたくさんの笑顔が見られました。
バッジテスト中には仲間同士で「がんばれ!」「できるよ!」と応援し合い、受検者全員が見事合格!
レッスンの成果を出すことができ、とても嬉しそうでした。

 

スキーレッスンでは、くじけそうになる瞬間もあったと思いますが、そんな時も、「やってみよう!」「きっとできる!」と自分を信じて前向きに取り組む子どもたちの姿はとても頼もしく感じました。
『みなかみ星空スキーキャンプ』が2023年最後の探究キャンプとなりましたが、2024年も子どもたちの探究心を育み、自信や成長につながる企画をたくさん用意していきたいと思います。
次回のキャンプブログもどうぞお楽しみに!

探究キャンプ『みなかみアドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回のワイズブログでは、8月8日(火)~10日(木)の2泊3日で開催した『みなかみアドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。
群馬県みなかみ町を拠点とするキャンプは過去にも実施をしていますが、今回は過去最大規模の150名を超えるお子さまが参加してくれました!

行程順に各プログラムをご紹介します。

 

【1日目】
◎野菜収穫体験
キャンプ初日には、群馬県沼田市にある「原田農園」を訪れ野菜収穫体験を実施しました。
トマトの収穫体験では、フルーツトマトを収穫しました。

~フルーツトマトとは?~
高糖度のトマト。水やりを少なくして育てることで、甘みが凝縮されます。
また、一般的なトマトのサイズほど大きくならないことが特徴です。

 

農家さんから「真っ赤なトマトをとると良いよ」と収穫のポイントを教えてもらい、早速きれいに色づいたトマトを見つけると、「見て、見て!」とうれしそうに駆け寄り収穫していました。

収穫した野菜は、ホテルの方に調理してもらい、3日間の食事で提供していただきました。

 

◎ウォーターバトル作戦会議
ホテルに到着後、2日目に実施する「ウォーターバトル」の作戦会議を実施しました。
バトルではチューターが大将となります。
子どもたちは水鉄砲を持ち、相手の大将が身に着けている的を狙いに行ったり、自分のチームの陣地や大将を守ったりして戦います。
「誰がどの役割をしよう?」「どんな作戦でいこう?」と真剣に作戦を練っていました。

 

◎ホタル・星空レクチャー
夜の時間には「ホタル・星空レクチャー」を実施しました。
ホタルの生態や、星に関するクイズ大会を実施した後に、写真や動画で観賞会を行いました。

ホタルには種類があることや、種類によって光り方が異なること等を知り、感心している様子でした。
星空の鑑賞では、「星のソムリエ」による解説を聞きながら、撮影した美しい星空をうっとりと眺めていました。

 

【2日目】
◎ゲレンデ散策
2日目朝は、起床してからホテル前のゲレンデ散策に行きました。
朝日を浴びて、気持ちよく目覚めることができました。

 

◎アウトドアクッキング(ホットドッグ作り)
2日目の朝食時には、全員でホットドッグ作りに挑戦!
材料となるロールパン・ウインナーをアルミホイルで包み、牛乳パックに入れます。
火をつけて、牛乳パックが燃え切ったら完成です。

写真のようにほどよく焼き目がつきます。
自分でつくった朝食は一段と美味しく感じたようで、笑顔で頬張っていました。

 

 

2日目午前中には、ホテル前のゲレンデをお借りして、ウォーターバトル・ウォータースライダーを楽しみました。

◎ウォーターバトル
審判の「合戦開始じゃ~!」の合図で、水鉄砲合戦がスタート!
1日目の作戦会議で決めた役割を全うしようと、全力で勝負に挑みます。

実際にやってみて、作戦会議通りにいかないことも。
その都度チームで相談し合い、「守りを強化しよう!」「こんなやり方でやってみよう!」と試行錯誤する様子がうかがえました。

待機中のチームも、積極的に声援を送っていました。

 

合戦は終始大盛り上がり!
子どもたち同士はもちろん、チューターと子どもたちの絆も深まりました。

 

◎ウォータースライダー
大きなパンダが特徴的なウォータースライダーを楽しみました!

勢いよく滑り出すウォータースライダーに子どもたちは大はしゃぎ。
水しぶきと笑顔が輝きます。

滑り終えると、「もう一回!」と元気よくスタート地点まで戻り、何度も楽しんでいました。

 

◎流しそうめん
2日目の昼食は、夏だからこそおいしい、楽しい!「流しそうめん」を実施しました。
最初は流れるそうめんをお箸でキャッチすることに苦戦していましたが、すぐにコツを掴んでいました。
体を動かした後に食べる冷たいそうめんはとても美味しかったようです。

 

◎ペットボトルロケット製作・飛行大会
午後は室内でペットボトルロケット製作を行いました。
各チームで1つのロケットを作り上げます。
メンバーの名前を書いたり、好きなものを描いたりと、世界にたったひとつの特別なペットボトルロケットが完成。

 

完成してからすぐ、飛行大会を実施しました!
ペットボトルロケットは、水と空気の力で飛びます。
空気を入れる作業は子どもたちにも手伝ってもらいました。

 

発射の準備が整い、「よく飛びますように」と願いながらカウントダウン。
「3、2、1、発射!」
勢いよく飛ぶロケットに、大きな歓声をあげていました。

 

◎アウトドアクッキング(カレー作り)
2日目の夕食は、カレー作りを実施しました。
薪組み担当と鍋の用意担当に分かれ、協力して取り組みました。

にんじんやじゃがいもが柔らかくなったら、カレールーを投入。
よくかき混ぜたら、カレーの完成です。

いつも食べるカレーも、みんなで作ったカレーは特別美味しく、おかわりをする子もたくさんいました。

 

◎花火大会
宿泊部屋の窓から噴出花火を観賞しました。

楽しいキャンプの夜を彩る花火を、夢中で観賞していました。

 

【3日目】
◎表彰式
3日目の最初のプログラムは、表彰式です。
2日目に行った「ウォーターバトル」と「ペットボトルロケット飛行大会」の結果を集計し、上位3チームを表彰しました。
表彰チームにはメダルが授与されました。

表彰されたチームも、そうでないチームも、仲間と協力し合い、数々のプログラムに取り組みました。
全チームの健闘を讃えて、最後には全員でお互いに拍手を贈り合いました。

 

◎グリコピア
ホテルを出発し、お昼休憩を挟んでから、埼玉県北本市にある「グリコピア・イースト」へ行きました。

日本を代表するお菓子メーカー、「江崎グリコ」が提供するポッキーやプリッツを製造している工場で、今回は製造される過程を見学させていただきました。
工場見学のみならず、「江崎グリコ」の商品やチョコレートの歴史を映像で学べたり、クイズ大会に参加できたりと、有意義な時間を過ごすことができました。

 

プリッツはポッキーよりも先に誕生したそうですが、「プリッツにチョコレートをかけてみてはどうか?」「手が汚れないように、一部はチョコレートをかけないようにしよう」そんなアイディアから大ヒット商品のポッキーが誕生したそうです。
グリコの創意工夫の数々を、子どもたちも真剣に聞き入っていました。

写真撮影のコーナーでは、大きくポーズしてぱしゃり!

 

身近なお菓子が、実際に製造されている様子を見ることができ、大満足だったようです。

みなかみアドベンチャーキャンプでは、子どもたちの自主性を育むプログラムを多く実施しました。
上手くいかないことがあっても、チームで話し合い、みんなで解決策を考える様子が見受けられました。
3日間のプログラムをやり遂げ、さらに頼もしく成長した子どもたち。
このキャンプの経験を、今後の生活でも活かしてくれますように。

探究キャンプ『富士山フォレストキャンプ』

こんにちは。
今回のワイズブログでは、8月2日(水)・3日(木)、8月3日(木)・4日(金)の2日程、1泊2日で開催した『富士山フォレストキャンプ』の様子をお伝えします。

昨年大好評だった富士山キャンプを、今年も実施しました。
中には昨年が楽しかったからとリピート参加してくれたお子さまもいらっしゃり、2日程で合わせて130名ほどのお子さまが参加してくれました。

 

各プログラムをご紹介します。

 

◎フォレストアドベンチャー
フォレストアドベンチャーは、森の中で自然を感じながら、3階建てのビルに相当する高さのアスレチックを体験できる自然共生型アウトドアパークです。
日本各地にあるフォレストアドベンチャーの中でも、今回体験した河口湖の「フォレストアドベンチャー・フジ」は日本第一号のパークです。
オープンから16年を迎え、今年4月にリニューアルオープンしたばかりのパークを体験しました!
コースが新しくなっただけではなく、種類が増え、様々な難易度のコースを楽しめるようになりました。

ハーネスを装着したら、はじめに安全講習を受けます。
スタッフの方から器具の使い方などを教わりました。

 

「ブリーフィングコース」で基本操作を覚えたら、いざ体験へ!

 

フォレストアドベンチャーでは「自分の安全は自分で守る」が大原則です。
安全講習で教わったルールをしっかりと守りながら、一歩一歩着実に、真剣な表情で渡っていきます。
渡り終えると「できた!」と満面の笑みの子どもたち。

 

あまりの高さになかなか進めない子もいましたが、前後にいる仲間の声援を糧に、勇気を振り絞って一歩を踏み出すことができました。

仲間同士で声をかけ合い、達成することができました。

 

◎風穴
国の天然記念物にも指定されている、「富岳風穴」を見学しました。
風穴は長さ201mにおよぶ横穴の洞窟で、年間の平均気温は3℃に保たれています。
昔は天然の冷蔵庫として蚕の卵の貯蔵に使用されていたそうです。

 

階段を下っていくと、途中から一気に気温が下がります。

 

中を探索すると、氷を見つけました。

外の気温は30℃の真夏日。夏でもひんやりと涼しい風穴での探検は、リフレッシュにもなったようです。

 

◎リニア見学センター
山梨県立リニア見学センターは、国内で唯一、走行する超電導リニアを間近で見学できる施設です。
それだけではなく、磁気浮上走行が体験できるミニリニアや、リニアのしくみ体験装置、ジオラマ展示等があり、体験しながらリニアの世界を体感できます。

入場すると、2003年に最高速度581km/hを記録した試験車両(MLX01-2)の実物展示がお出迎え!

 

試験走行の時間になると、館内アナウンスが流れます。
このリニア見学センターでは、全フロアから試験走行が見学できるようになっています。
窓際で待っていると、もの凄いスピードでリニアがやってきて、あっという間に通り過ぎてしまいました。

 

リニアの速度はなんと約500km。新幹線の約2倍の速さで、東京と大阪を1時間程で結ぶ世界最速の新幹線です。
本物のリニアの迫力に、子どもたちも目を丸くしていました。

館内の体験コーナーでは、ミニリニアに乗車したり、装置を触ってみたりと、楽しみながら学ぶことができました。

開業予定は2027年。実際に乗ることができる日が楽しみですね♪

 

◎花火
夜は花火大会を楽しみました。
実は夏のキャンプで「花火が1番楽しみ!」という声がたくさんあがるほど、大人気のプログラムとなっています。
パチパチと音を立てて輝く手持ち花火。
お友だちやチューターと一緒だと楽しさも膨らみます。
カメラを向けると嬉しそうな表情を見せてくれました。

 

フィナーレには噴出花火を鑑賞しました。

華やかに舞い上がる花火に、大盛り上がりでした。

 

◎宿泊部屋での過ごし方
布団の準備や、翌日の荷物整理はすべて自分たちで行います。
翌日の準備や、身の回りの片付けを終えた後、同じ部屋で過ごすお友だちと就寝時間までのんびり過ごしていました。

お友だち同士でお泊まりする楽しさこそ、キャンプの醍醐味です。
弾ける笑顔を見せてくれました♪

 

◎富士山トレッキング
2日目の朝は、富士山五合目までバスで登り、御中道(おちゅうどう)を往復90分かけてトレッキングしました。
グループごとに力を合わせて、ゴールを目指していきます。

 

林道を抜けて、景色が開けてくると「わぁ!」「きれい!」と歓声が上がりました。
天候にも恵まれ、息を呑むほど美しい青空を見ることができました!

 

折り返し地点では、おやつ休憩をはさみました。
絶景を眺めながら食べるおやつは、一段と美味しく感じるようでした。

 

道中では、普段あまり見ることができない昆虫や草木を目にしたり、溶岩からできた石を触ってみたりと、自然を体感することができました。

 

富士山フォレストキャンプは、日常ではなかなか体験できないプログラムが盛りだくさん。
初めて体験したこと、初めてできるようになったこと、初めて知ったこと・・・
探究キャンプでの経験は、自信や成長に繋がったようで、スクールに帰る頃には堂々とした姿を見せてくれました。

 

8月8日(火)~10日(木)に実施した「みなかみアドベンチャーキャンプ」の様子も近日ご紹介予定です!
どうぞお楽しみに。

探究キャンプ『星空キャンプ』

こんにちは。
今回は、2023年3月28日(火)・29日(水)の1泊2日で実施した『星空キャンプ』の様子をご紹介します。

【1日目】
バスに乗り、最初に「モビリティリゾートもてぎ」へ向かいました。
バスの中ではクイズ大会で盛り上がったり、お友だちと楽しく昼食を食べたり、待ちに待ったキャンプが始まり、わくわくした様子の子どもたち。

 

出発時には雲が多く天候も心配されていましたが、みんなの願いが届いて次第に青空も見えてきました。
そして、「モビリティリゾートもてぎ」に到着!
初日はホンダコレクションホールの見学や、ハローウッズ散策を楽しみました。

 

ホンダコレクションホールでは、レースカーやバイクなど、ホンダの夢と想いが詰まったたくさんの展示を見学しました。
展示の解説を読みながら問題に解くクイズラリーも行い、ホンダの歴史や技術などを学ぶことができました。
日本が誇る世界のHONDAへと成長させた創業者である本田宗一郎氏の「夢」に触れ、夢を持ち挑戦する大切さを子どもたちにも感じてもらえたのではないかと思います。

 

その後は「ハローウッズ」へ。
ハローウッズは「人と自然と社会のつながりに『気づく』きっかけをつくりたい」という想いから生まれた森です。
豊かな自然とおいしい空気の中、森の中を楽しく散策しました。

 

その後は再びバスに乗り、「益子観光いちご団地」へ。
甘酸っぱくておいしいイチゴに思わず笑顔がこぼれます。
お腹いっぱいになるまで、たくさん頬張っていました。

 

夜はホテルで星座早見盤の使い方を学び、いよいよ星空観賞です!
中にはサイエンスのクラスで星座を学んだことをきっかけに星座に興味を持ち、キャンプまでに自分で春の星座を調べ、この時をとても楽しみにしてくれていたお子さんもいました。

 

星空観賞の後には、工作レクリエーションも行い、世界に一つだけの「星空キャンドルライト」を作りました。
電気を消して一斉に灯らせると、「わあ!」「きれい!」と歓声があがりました。

一生懸命作ったキャンドルライトの光も、ワイズの仲間と一緒に見た綺麗な星空も、子どもたちにとってかけがえのない思い出の一つとなったのではないかと思います。

 

【2日目】
2日目は再び「モビリティリゾートもてぎ」にて、たくさんのアトラクションを楽しみました。
はじめてのバイクや、少しドキドキするようなアトラクションも果敢にチャレンジ!
グループの仲間と助け合ったり、声を掛け合ったりしながら、かっこいい姿をたくさん見せてくれました。

 

お昼はサーキットを見渡せるVIP席でお弁当を食べました。
贅沢な体験に笑顔いっぱいです!

 

パーク内ではクルマやバイクのアトラクション、アスレチックや巨大迷路など、たくさんのアクティビティを体験することができ、時間まで目いっぱい楽しんでいました。

 

2日間のキャンプで、初めての体験をたくさんしてきた子どもたち。
時には仲間とぶつかり合ったり、恐怖心を抱くこともあったりしましたが、思いやりと勇気を持ち、協力して乗り越えることができました。
一段と成長した面持ちでおうちに帰る姿は、とても頼もしく感じました。

 

「星空キャンプ」が2022年度最後の探究キャンプとなりましたが、子どもたちは早くも夏休みのキャンプを楽しみにしてくれているようで、帰りには「次のキャンプも行きたい!」「早く夏休みにならないかな」という声がたくさん聞こえてきました。

今年度もお子さまの探究心を育み、たくさんの笑顔につながるキャンプを企画していきますので、どうぞお楽しみに!

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