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2024年09月の記事一覧

探究キャンプ『スポフェスキャンプ』

こんにちは。
今回は8月19日(月)~21日(水)に2泊3日で開催した『スポフェスキャンプ』の様子をご紹介します。

スポフェスキャンプは、群馬県みなかみ町を拠点に、グループ対抗のアクティビティやアウトドアクッキングなど、自然の中で体をたくさん動かして活動するキャンプです。
今年の夏休み最後の思い出にと、約150名の子どもたちが参加してくれました。

 

【1日目】
■開会式・ペットボトルロケット製作
各地を出発後は宿泊するホテルへ向かい、開会式と、翌日の飛行大会に向けたペットボトルロケット製作を行いました。
はじめにロケットのパーツに、チームのみんなの名前や好きなものを描いていきます。

 

続いてパーツを接着する⼯程です。
一人では少し難しい作業ですが、パーツをおさえる⼈、テープを貼る⼈、次のパーツを準備する人など、チームで分担して力を合わせて進めていました。

みんなの想いを乗せたペットボトルロケットが、空高く、遠くまで飛びますように・・・

 

■アウトドアクッキング「カレー作り」
初日の夕食は、みんなで作るカレーです。
炊事場に移動し、火起こし係・カレー作り係・盛り付け係に分かれて協力して取り組みました。

 

火起こし係は薪を組むところからスタート!
火が起きた後も、火が消えたり強くなりすぎたりしないように、火加減の調節も頑張りました。

 

じゃがいもやにんじんが柔らかくなったらルーを入れ、最後の仕上げです。
ひと煮立ちさせたら、ついにカレーが完成!
自分で作ったカレーはとてもおいしく感じたようで、おかわりする子がたくさんいました。
体験を通して、みんなで料理をする楽しさや、食事を作る大変さも学ぶことができました。

 

■星空レクチャー
夜には「星のソムリエ」による星空レクチャーを行いました。
ホテルスタッフの方から夏の星座についてお話しいただき、子どもたちも興味津々な様子で耳を傾けていました。

 

【2日目】
■アウトドアクッキング「ホットドッグ作り」
2日目の朝食時には、ホットドッグ作りを行いました。
ロールパン・ウインナーをアルミホイルで包んで牛乳パックに入れ、火を付けて、牛乳パックが燃えきったらあっという間に完成です!

アルミホイルを開くとこんがりと焼き目が付いていて、香ばしい香りが広がります。
簡単ながらも魔法のようにおいしいホットドッグが出来上がり、楽しみながら朝食を味わうことができました。

 

■スポーツアクティビティ
朝食後は今回のキャンプのメインプログラム、スポーツアクティビティです。
今回はウォーターバトル、ウォータースライダーとボッチャ大会を行いました。
心配されていたお天気も、子どもたちの願いが届き、夏らしい青空が広がりました!

 

◎ウォーターバトル
審判の合図で水鉄砲合戦がスタート!
相手陣地や、相手チームのチューターが身に着けている的を目がけて、ゲレンデを駆けまわります。

バトルとバトルの間には、「もっと守りを強化したほうが良いね」「はさみこむ作戦はどうかな?」と作戦会議。
アイディアを出し合い、試行錯誤しながら、子どもたちもチューターも全力でバトルに挑んでいました。

 

◎ウォータースライダー
毎年子どもたちに大人気のウォータースライダーを今年も実施しました。
ホテルのオーナーさん特製のスライダーにはひんやりと冷たい川の水が流れており、暑い夏には最高のアクティビティです。
子どもたちの弾ける笑顔が、とても印象的でした。

 

◎ボッチャ大会
7月にスクールで行った「ワイズスポーツフェス」でも取り組んだボッチャ。
それぞれのスクールでキャンプに向けて練習に励んできました。
1球1球真剣な表情で投球し、接戦が繰り広げられていました。

 

■流しそうめん
スポーツアクティビティの後には流しそうめんで昼食タイムです。
最初はうまくすくえなかった子も、すぐにコツをつかんで上手につかめるようになりました。

体をたくさん動かした後の冷たいそうめんはとても美味しく、会話を楽しみながらお腹いっぱいいただきました。

 

■ペットボトルロケット飛行大会
いよいよ、初日に製作したペットボトルロケットを飛ばす瞬間がやってきました!
少し緊張した様子で自分のチームの順番を待つ子どもたち。

空気や水の量、発射台の向きなどを調整して、「3、2、1・・・発射!」
ロケットが勢いよく空へ飛んでいきます。
中には100mほど飛んでいくロケットもあり、大きな歓声とともに盛り上がりました。

 

■キャンプファイヤー
夜にはキャンプファイヤーを行い、全員で大きな火を囲んでダンスレクや花火を楽しみました。

暗くなってくるとみなかみの美しい星空が広がり、初日の星空レクチャーで教えていただいた夏の星座も見つけることができました。

 

【3日目】
■表彰式
3日目の午前中には、2日目に実施したスポーツアクティビティ、ペットボトルロケット飛行大会の結果発表を行い、上位チームの表彰を行いました。
自分のチームの名前が呼ばれると飛び上がって喜び、満面の笑顔で賞状とメダルを受け取っていました。
一方で、残念ながら入賞できなかったチームの中には、悔し涙を流す子も。

上位に入賞したチームも、惜しくもメダルには届かなかったチームも、仲間と力を合わせて全力で取り組んだことは、子どもたちの成長につながる経験になったのではないかと思います。

 

■群馬県立自然史博物館
ホテルを出発後は群馬県立自然史博物館を見学しました。
地球の歴史や古代のいきもの、群馬の自然環境など、展示を通して様々なことを学びました。

館内には恐竜の実物化石や、骨格模型もたくさん展示されており、その迫力に圧倒されていました。

 

■こんにゃくパーク
キャンプの最後には「こんにゃくパーク」へ行きました。
群馬県は日本一のこんにゃくの産地です。
こんにゃく工場を見学して製造工程や加工方法について学び、見学後にはこんにゃくゼリーの詰め放題も体験しました。
「家族のおみやげにするんだ!」と袋がいっぱいになるまで詰め込み、大満足の様子でした。

 

スポフェスキャンプでは、チームでのアクティビティを中心に活動し、チームワークの大切さを学びました。
一人では難しいことも協力し合うことで形にできたり、一人ひとりがチームのために取り組むことで、嬉しい気持ちや悔しい気持ちをみんなで共感することができたり・・・
キャンプを通して、子どもたち同士の絆、子どもたちとチューターの絆も強くなったように思います。

秋にも探究キャンプ、探究トリップを予定しています!
どうぞお楽しみに。

探究キャンプ『アニマルアドベンチャーキャンプ』

こんにちは。
今回は8月7日(水)~8日(木)、8月8日(木)~9日(金)の2日程、1泊2日で開催した『アニマルアドベンチャーキャンプ』の様子をご紹介します。

新1年生にとっては、今回がワイズではじめてのキャンプ。
ご家族の元を離れてお泊まりするのははじめてという子も多く、少し緊張した表情で集合場所に来てくれた子もいました。
わくわくドキドキの、夏のアドベンチャーがいよいよスタートです!

 

■海ほたる
初日は各地を出発した後、海ほたるパーキングエリアに立ち寄りました。
360度、海に囲まれた絶景に子どもたちの気分も高まります!
展望デッキできれいな景色を眺めたり、グループで集合写真を撮ったり、それぞれ思い思いの時間を過ごしました。

 

■マザー牧場
マザー牧場は千葉県冨津市にある、たくさんの動物や自然とふれあえる体験型の牧場です。
今回はトラクタートレインに乗ってファームツアーを体験しました。
陽気なガイドさんに案内していただきながら、日本では唯一マザー牧場にしかいない牛を見学したり、かわいい子牛がミルクを飲む様子を見たりと、普段はなかなか目にすることのできない動物たちの姿を見ることができました。

 

ツアーの途中ではトラクタートレインから下車して、羊やヤギ、アルパカにエサやり体験もしました。
ふわふわもこもこのかわいい動物たちとのふれあいに、笑顔がこぼれます。
約1時間のツアーを存分に楽しみました。

 

ファームツアーの前後にはグループごとにマザー牧場内を散策し、シープショー見学や牛の乳搾り体験をしました。

たくさんの動物たちと触れ合い、畜産について学びました。
「命の大切さ」や「食への感謝」を改めて感じる機会になりました。

 

■鴨川シーワールド
鴨川シーワールドはイルカやアシカ、シャチなどの海獣を中心に、さまざまな海の生きものに出会える水族館テーマパークです。

 

鴨川シーワールドといえば、世界でも珍しいシャチのパフォーマンス!
夏の期間にはシャチが大きな尾びれで水しぶきをあげるイベントが開催されており、今回のキャンプでも体験することができました。

日本でシャチを見ることができるのは鴨川シーワールドを含めた3カ所しかなく、ほとんどの子どもたちが本物のシャチを見るのは今回がはじめてです。
シャチが登場すると、大きな体とその迫力に圧倒される子どもたち。
豪快な水しぶきが上がると大はしゃぎでした!

 

迫力満点のジャンプやダイナミックなパフォーマンスに、シャチの力強いパワーを体感する経験となりました。

館内ではその他にも、色鮮やかな魚たちや、幻想的な美しいクラゲ、ベルーガ、イルカなどたくさんの海の生きものを見学し、その生態や、環境の大切さを学ぶことができました。

 

■kitみずさわ
今回宿泊させていただいた「kitみずさわ」は、閉校後の小学校をリニューアルして生まれた宿泊施設です。
黒板や机、いすなどもそのまま残されており、子どもたちにとって日常の生活の中にある『学校』という場所で寝泊まりする特別な体験に、心が躍ります♪

 

夜には校庭として使われていた広場でキャンプファイヤーを行い、盆踊りや、チューターが考えたオリジナルダンスで盛り上がりました。

 

普段一緒に過ごしている同じスクールのみんなも、キャンプではじめて出会った他のスクールのお友だちも・・・ワイズの仲間みんなで火を囲み過ごした時間は、子どもたちの心に残る思い出となったのではないかと思います。

2日間を通してたくさんのプログラムを体験し、一回りも二回りも成長した子どもたち。
布団の準備に荷物の整理、自分のことは自分でチャレンジし、チームで行動することで仲間と協力する大切さも学びました。

出発時に見せていた少し緊張した姿とは別人のように、たくましく成長した姿は、とても頼もしく、誇らしく感じました。
アニマルアドベンチャーキャンプでの経験が子どもたちの自信につながっていますように。

 

次回のワイズブログでは「スポフェスキャンプ」の様子をご紹介します。
どうぞお楽しみに!

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